みなさん、こんにちは。リズムアンバサダーでフードエディターの小竹貴子です。
今回のマラソンチャレンジ連載企画は久しぶりに青山コーチからパーソナルトレーニングを受けたので、春のハーフマラソンに出るつもりでいる40代のランニング初心者の方は、是非参考にしていただけたらと思います。
(前回記事:効率良く走れるようになるための“ザ・ジョギング”のペースを探る 【マラソンチャレンジ連載企画Vol.10】)
およそ3ヶ月ぶりのパーソナルトレーニングでしたが、その3ヶ月間の成果が問われるので、毎回青山コーチに何を言われるのかといまだに緊張してしまいます(笑)。ストレッチはもちろんずっと毎日続けているし、既に習慣にもなっているのでそこは自信を持っていましたが、走りに関しては不安なことだらけだったというのが正直なところです。
まずはいつも通り実際に身体を動かして指導してもらう前にヒアリングを。どういう過ごし方をしてきたか、丁寧に聞き取りをしていただきました。ここで嘘をつかずに正直に話さないと、指導内容も変わってしまうので自分のためになりません。
そしていつものようにストレッチとスイッチをして、フォームなど正しくできているかの微調整をしていただきました。これは本当に普段1人でやっていると正しくできているつもりが、独りよがりだったりするので、とても効果があり助かります。
特に今回のスイッチは、実際に走り始める前のものなので、今から本番を想定して行えるという意味では、微調整をしてもらったことには、とても価値があったと思います。
ちなみに、さすが青山コーチ!と思ったのが、一番最初のトレーニングのときに指摘された太ももとお尻が、随分引き締まったね、と言ってくださったことです。実際サイズが変わったのですが、特に測っていたわけでもないのに、身体の状態を覚えていてくれて比較してもらえるなんて、本当にプロフェッショナルだなぁと感銘を受けました。こういうところがパーソナルトレーニングのいいところですよね。
さて、今回は30分走ったのですが、初めて青山コーチと一緒に走りました。最近は毎日ではないものの、極力30分は走るようにしていたので、多少体力はついたと思っていたのですが、それでも勝手に張り切ってしまったのか、かなり疲れて息が上がってしまいました。一応青山コーチに、最初は誰でもきつい、走り始めの10分間前後は呼吸が苦しくなるのが当たり前、と言ってもらえたので少し安心しましたが。
わたしは教えの通りに忠実に走っていたつもりだったのですが、実は結構間違いが多くて、勘違いしたまま走っていたようです。でも一緒に走りながら青山コーチが細かく指導してくれると、不思議なことに一気に楽になったのです。
腕の振り方、姿勢、走るスピードなどは、人によって適性が違うらしく、そこはパーソナルトレーニングだからこそ調整してもらえるのかもしれませんが、杓子定規の美しい走り方など無い、ということを知れたのは大きな収穫でした。ちなみに後日イタリアに出張に行った時に走ってみたのですが、この日に調整してもらったことを忘れずに走ってみたら、驚くほど疲れずに走れました。
結局は自分の適正を理解し、自分の好みや身体の癖とうまく付き合っていくのが一番重要だということだと思います。青山コーチに「小竹さんはどこで走るのが一番楽しいの?」と聞かれた時にそれがよくわかりました。
ライフワークとして走り続けるのであれば、やはり気持ちよく走っていたいですし、それは自分にとっては、みんなで走るよりも1人で走る方が好きだったり、大自然の中を走るよりも早朝の都会を走る方が好きだったりというようなことなんだろうな、と気付けるようになりました。
大会での記録よりも楽しみ方を知れたということが、この企画で得た大きな収穫なのは間違いないですね。みなさんも、自分の癖と好みと付き合って、長く続けていく方法を模索していただければなと思います。
さて、今回ご紹介するレシピは少し趣旨を変えて、楽しんでお菓子を作ってみましょう、というものです。
寒さで外にでかけるのがおっくうなときに、おうちでお菓子づくりはいかがでしょうか。 フードプロセッサーで簡単に作る、ココナッツオイルとココナッツシュガーで作るヘルシーなサクサククッキーです。
ココナッツオイル(冷やしておく)…100g
ココナッツシュガー…80g
薄力粉…150g
全粒粉…50g
卵黄(Mサイズ)…1個
[1] (準備)オーブンを170度に予熱しておく。
[2] フードプロセッサーに卵黄以外の材料を入れてサラサラにするまで混ぜる。
[3] 卵黄を加えて生地がまとまったら取り出す。
[4] ラップでくるみ冷蔵庫で1時間以上休ませる。できればひと晩。
[5] 台に打ち粉をして、めん棒で約5ミリに伸ばす。
[6] 好きな型で抜いて、天板に並べる。
[7] 約20分ほど焼く。焼きあがったら網などにのせて冷ます。
いかがだったでしょうか。走りも料理も仕事も、何事も楽しみながら長く続ける。それが大人の時間の過ごし方かもしれないなぁと、思う今日この頃です。
文・写真提供:リズムアンバサダー 小竹貴子
写真提供:リズムアンバサダー たつろう