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リズムアンバサダーでフードエディターの小竹貴子さんが、同じくリズムアンバサダーでランニング&トライアスロンコーチの青山剛さんから、マラソンにチャレンジするためのレクチャーを受けるというこの企画。
今回、およそ1年間に渡るトレーニングの集大成として、小竹さんが挑戦することにした「渋谷・表参道 Women’s Run(10Km)」に、編集部も応援しに行ってきました。
初の大会参加ということもあり、混んでることを予想して開始2時間前に会場入りをしたのですが、ちょっと気合いを入れすぎたのか、まだほとんど人がいませんでした(笑)。編集部が集合時間を指定したので、こちらの気合が入りすぎていただけですが…
しかし、その分余裕を持ってストレッチなどの準備に取り組むことができました。
いつも走る前に必ず行ってきた体幹スイッチエクササイズ(以下スイッチ)は寝る姿勢のものが多いので、今回は家を出る前にやってきたということです。まだ人が少ない時間帯だったので、中には軽く走り込んでる人もいるようでしたが、無駄に疲れてしまわないようにと、小竹さんは走り込みをしないことにしました。
実は大会の1週間前、インフルエンザで寝込んでしまった小竹さん。ちゃんと走れるかとても心配だと言っていました。ただストレッチをしているうちに身体もほぐれて気持ちも高まってきて、一通り準備が終わる頃には会場も人が増え、その雰囲気を楽しむようにブラブラと歩くことにしました。
会場にはイベントにちなんで様々な協賛企業のブースがあり、日焼け止めや美容に効果のあるドリンクのサンプリングを配っていたり、マッサージ用のテントや、インスタ用のフォトブースなどもあり、それを目当てに多くの人が並んでいました。小竹さんは仕事上、こういう光景を観察するのは勉強になると言っていて、興味深く眺めていたのが印象的でした。女性限定の大会ということもあり、少し特色があるのかもしれませんね。
そろそろスタートの時刻になるので、どの辺で応援待機をしているかを確認してから別れました。全員が自分のブロックに集まって走る準備が整うと、一斉にウォーミングアップのエクササイズが始まりました。女性だけの大会ならではの、華やかな雰囲気で会場は満たされていました。
Bブロックの小竹さんが走り出すのを見届けてから、編集部は先回りして表参道で小竹さんを待ち構えることになりました。ここまでの時間から逆算するとキロ6分30〜7分ペースで走ってることがわかったので、かなり調子がいいことが伝わってきました。
実は表参道では折り返しがあり、戻ってくる際に小竹さんに声をかけたのですが、気付いてもらえませんでした(笑)。ちょうど半分の5キロを過ぎた上に、坂道ということもあり、もしかしたら周囲に気をつかう余裕がないのかな、と少し心配になってしまいました。
その後に待機するつもりでいた場所には、代々木公園周辺が混雑していて時間内に辿り着けない可能性が高くなったので、諦めてゴール地点で待機することに。
前半のペースでいけばそろそろ到着するのではないかという時間になると、ちゃんと完走してゴールまで来てくれるのか不安になってきてしまいました。
実は大会までに10キロ走れなかったので、ぶっつけ本番で初の10キロを走ることになった、ということを聞いて不安に思っていたのです。
ところが、そんなものは全くの杞憂でした!余裕の表情でゴールへと向かってくる小竹さんを発見!カメラに向かってポーズをとる余裕さえあるものでした。
走り終えての第一声が「余裕だった〜!楽しかった!まだまだ走れる!」という言葉だったので、安心するとともに、おそらく内容的にもとても良いものだったのではないかと確信しました。
着替え終えてから再び合流した際に伺ったのですが、今までの中でも最長距離を走ったのに、ペースも速く、さらに疲労度も一番少なかったとのことです!凄いですね!!
記録としては1:06:42でした。だいたい1キロあたり6分40秒前後で走っていた感じだったので、青山コーチに言われていたペースで完走できたことになりますね。これで十分体力を温存した状態で走りきったわけですから、まだまだ上を目指して楽しんでいけそうですね。
それでは、走り終えての感想を聞いてみました。
— お疲れ様でした!人生で初めての大会を終えて、何か感想はありますか?
思った以上に疲れなかったので、走っていて「え、もう終わり?」って感じるくらいに体力も十分残っていました。なにより走っていてとても楽しかったです!
— ぶっつけ本番で初の10キロということで、ちょっと不安でしたが、余裕でのゴールでしたね。
そうですね。これならハーフマラソンは行けるんじゃないかと思いました。実際走っていて楽しかったので、ハーフくらい走ってもっと楽しみたかったくらいです。
— 今回の成功の秘訣はなんだと思いますか?
まずはとても天気もよく気持ちいいコースだったこともあります。多くの参加者の方が笑顔で走っている様子に、私自身もいつもとは違うテンションになり楽しく走れました。大会にでると走れるという人の気持がよくわかりました。
あとは、地道に身体づくりをしていたこと。1年前に走る宣言をしてから、青山コーチの教え通り、いきなり走るのではなくストレッチ、スイッチを毎日やり続けてたことは本当によかったと思います。少しづつ身体も変わっていく実感を感じました。
— 1年間40代から始める身体づくりとして企画に挑戦しましたが、同じような立場の人に向けて、何かアドバイスをするとしたら?
この結果を1年で得られたのは、やはり青山コーチによるパーソナルトレーニングがあったからだと思っています。自分にあった走り方やフォームを指導してもらったのは本当に大きかったです。やはり40代の半ばを越えると、自分にあった走り方でやらないと身体を壊してしまったり続かなかったりするので、そこはプロにお任せするというのが、長い目で見ても正しい選択だと思いますね。
1年間の節目を良い結果で迎えることになり、しかもまだまだこれからの可能性を感じる形で終えることができました。
今後の小竹さんの挑戦を、引き続き編集部は応援していきたいと思います!小竹さん、本当にお疲れ様でした!
文・写真提供:リズム編集部
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