天候不順や月経、人間関係などで、時には気分が落ち込んでしまうことがありますよね。外的要因を跳ね返すパワーを持ち合わせていないことは、人間誰しもあると思います。
そんな時、自分をどのようにコントロールすれば良いのでしょうか。方法は人それぞれだとは思いますが、筆者が良いと思うものを3つご紹介させていただきます。
人は運動すると、セロトニンという幸せのホルモンが分泌されるといわれています。頭がモヤモヤして気分がすっきりしない時こそ、軽装に着替えて外に飛び出してみてください。ランニングでもウォーキングでも構いません。夜、外に出て風にあたり、音楽を聴きながら夜景を楽しむのでも結構です。
身体を動かして、身体が感じるものに視覚や聴覚を集中させ、身体を温めて血流を良くする。これだけで、滞っていたものが嘘のように流れ、気分がすっきりします。
気分が優れない時は、寝て嫌なことを忘れてしまうのも手です。その際に、食事をとらない、または固形物をとらずに寝てみてください。夕食を早めに食べて就寝できる場合は良いですが、そうでない場合は寝ている間にも内臓は活発に消化活動を行っており、それが熟睡の妨げになっています。
夕食を抜く、または流動食にして就寝すると、脳も内臓もしっかりとスリープモードに入るため、より深い睡眠を手に入れることができます。翌朝目覚めた時は心も身体もスッキリしていることでしょう。
1日の中で、何か一つでも楽しいと思えることを自分で作ってみましょう。例えば、寝る前に次の日朝起きるのが楽しみになるような朝ごはんを自分のために用意する。ファッションのコーディネートに新しいアクセサリーを投入してみる。仕事の帰り道に小さなブーケを買う。何でも構いません。他人に依存して楽しみを感じるのではなく、自分のために自分で用意することが重要です。
メンタルをポジティブに保つには、受動的な時間の使い方ではなく、主体的な日々を送ることが大きなポイントです。自分が決めた時間の使い方や計画を、自分のために丁寧に実行し、積み重ねること。そうすることで余裕が生まれ、毎日の中に小さな楽しみが増えてきます。
特別な趣味がなくても良いのです。周りが何をしていようと、何と言おうと、自分との約束をきちんと果たしていれば、やがて自信につながっていくことでしょう。
文:リズムアンバサダー 北川麻利奈
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