風邪をひいてしまったとき、身の回りの世話をしてくれる家族や友達がいればいいのですが、一人でなんとかするしかないという人も多いことでしょう。
でも、スーパーに買い物に出かけて自分で調理するなんてとても無理…。そんなときに、救世主となるコンビニ食をチェックしておきましょう。
体調を崩すと、胃や腸が食べ物を消化する機能も落ちがち。そんなときは消化しやすいメニューを食べるのが一番です。おすすめは、電子レンジで温めるだけで食べられる、レトルトおかゆです。
おかゆを手作りするとなると、ご飯を炊いてさらにお鍋でコトコト…と時間がかかってしまいますが、レンジで温めるだけなら簡単。梅干をプラスしてもいいですね。
冬になると、アルミの鍋にすべての具材が入った鍋焼きうどんが店頭に並びます。身体を温めるスープも飲めるうえ、消化がいいので、風邪ひきさんにはぴったり。アルミの鍋を火にかけるというひと手間は必要ですが、カップ麺に比べて栄養のあるものが多いのでおすすめ。
風邪をひいているときにぜひ摂りたい栄養が、ビタミン類です。コンビニではカットされていて、すぐに食べられるりんごやパイナップルなどが売られていて、大変便利。食欲が落ちているときや身体が熱っぽいときでも、フルーツなら食べやすいはずです。
ビタミン類のなかでも、ビタミンCは摂取すべき筆頭格。ビタミンC入りのドリンクなら、水分補給しながらビタミンCを摂ることができます。弱っているときには助かりますよね。
食欲がないときでも、脱水症状を防ぐために水分だけはしっかり摂っておく必要があります。そんなときはスポーツ飲料がいいでしょう。
スポーツ飲料はビタミンやミネラルなども含まれているため、ただの水を飲むよりもベター。ゼリータイプのスポーツ飲料も、ベッドに横になったまま飲むことができるので便利です。
風邪のときは、消化がよくビタミン類を摂れるメニューが基本です。コンビニにはここで紹介したような食べ物、飲み物がありますから、自分や家族の体調がすぐれないときはこれらを上手に利用してみてはいかがでしょうか。
文:佐藤まきこ