普段私たちが生活している中で、肩こりは大きな悩みの一つ。
現代人の宿命ともいわれる肩こりは、歳を重ねるごとに筋肉が弱まっていくため、注意が必要になってきます。日常生活でもできる予防策を、お伝えします。
デスクワークや読書をする際、人は少し前かがみになり首に負担のかかる座り方をしています。
この座り方を一定時間続けていると血流が悪くなり、筋肉に疲労が生まれて肩こりとなります。
長時間のデスクワークやゲーム、それから読書などによる目の疲れも、肩こりと関係しています。
細かい文字を見たり、パソコンの光によって、目の周りの筋肉が緊張します。そうすると、まばたきの回数が多くなってドライアイになり、眼精疲労を引き起こすといわれています。
普段、運動をしていない人は、肩や首の周りの血流が悪くなりやすく、それが肩こりにつながっているといわれています。
適度の運動を行うことにより改善がみられますので、疲れにくい身体づくりをしていきましょう。
自律神経の働きが不安定になるとストレスがたまり、肩こりになりやすくなります。
血流を改善する運動を、日常の生活に取り入れることで、ストレスを和らげることもできます。
寒いときは肩の筋肉に力が入り、血流が悪くなって、肩こりが起こりやすくなります。
また、歯のかみ合わせが悪いことが、肩こりの原因になっている人もいます。
まず、予防策として、姿勢を正し、同じ姿勢を長く続けないことを実践してみましょう。
常に肩の筋肉が緊張していると、肩こりが起こりやすくなるため、休憩をこまめにはさみながら、首や肩のストレッチを行うと改善されていきます。
仕事などでパソコンを長時間使う人も多いと思いますが、自分のためにも目をしっかり休ませてあげてください。
少し遠くを見たり、目薬をさすなどして目の緊張を和らげましょう。
いきなりハードな運動を行うと、筋肉も驚いてしまいます。身体に負担をかけないよう、簡単なストレッチから取り入れてみましょう。
ゆっくり首を回したり、上下に動かしてみたり、肩の周りの筋肉の緊張をほぐしていきます。散歩やウォーキングなども良いですね。
知らないうちにたまっているストレスですが、やはりストレスはためこまないことが、何より大切です。
ストレスも、軽い運動やストレッチで解消できます。ゆっくりお風呂につかるのも、血行が良くなりオススメです。
人それぞれ肩こりの原因は違いますが、自分の原因を探って、より効果のある対策を取り入れましょう。
仕事の合間に休憩をはさみ、日常的に運動やストレッチなどを取り入れて、湯船に毎日つかるようにする。これらを続けて、肩こりを引き起こしにくい身体づくりを心掛けましょう。
ただし、あまりに肩こりがひどい場合は、何か他の病気が潜んでいるおそれもありますから、医師に相談することをオススメします。
文:編集部ライター O.I