この記事は2015年に書かれた内容を再投稿で配信している記事となります
こんにちは。道端カレンです。
先日、13日(日)に、バイクのロードライド「ツール・ド・東北2015」に参加してきました。
「ツール・ド・東北2015」がどういう大会なのかは、前回の記事に書きましたので、ぜひ、そちらをご覧ください。
さて、今回のツール・ド・東北。私は、今回から新しくできた、気仙沼からのワンウェイ95kmのコースを走りました。昨年の試走と大会を含め、何度も走っていたルートではありましたが、今年が一番楽しく走れた気がします。
今までは、往復のコースしかなかったので、170キロや211キロと、とても長い距離への挑戦でした。でも、今回はワンウェイだったので、95キロと短かった分、余裕が持てました。とても気持ちよく走ることができて、良かったです。
写真:オープニングの挨拶
東北の復興を支えるイベントということで、キャロライン・ケネディ在日米国大使もお見えになられて、ご挨拶させていただきました。
写真 左:キャロライン・ケネディ在日米国大使 右:道端カレン
ケネディ大使は、昨年に続き2回目の参加で、今年は私と同じ気仙沼スタートのコースを走られました。
今回、改めて東北地方を走ってみると、復興が進んで綺麗になっているところと、全く変わっていないところがありました。
スタート地点の気仙沼の漁港からしばらく行った場所などは、まだ震災直後とあまり変わってないエリアもありました。そこはまだ建物なども全く建っていなくて、復興が進んでいない感じでした。
そこはちょうど昨年の5月の試走のときに訪れて、河北新報さんの取材でお写真を撮っていただいた場所でしたので、とてもよく覚えています。建物などが建ってくるまでには、もう少し時間がかかるのかなと思いながら通りました。
写真:沿道やエイドからのたくさん応援
今年も沿道やエイドから、たくさん応援をいただき、ありがとうございます。
そして、毎回、楽しみにしているエイド。今回もとっても充実していて、おいしいものがズラリと並んでいました。
写真:フカヒレスープ
他にも、ピーナッツバター入りコッペパンとストロベリーシャーベットから始まり、かぼちゃのお饅頭、ワカメスープ、 シーフードカレーライス、アワビ入り茶碗蒸し、ほや、といった、豪華なラインアップ。
もちろん、すべていただきました。
フカヒレやアワビなど、東北ならではの食材を使ったお料理は、どれも東北のみなさんの温かいぬくもりが感じられるものばかり。おなかも心もあたたまりました。
その中に、ストロベリーシャーベットがあって、そこに気仙沼の子供たちからのメッセージシールがついていました。そこには「最後まで、あきらめないで」と書いてあり、胸がジンと熱くなりましたね。気仙沼の子供たちの一言に癒やされ、励まされました。
「最後まで、あきらめないで」で書かれたメッセージ
昨年気仙沼までコースが伸びたことで、気仙沼の小学校の子供たちが、おにぎりボックスの中にメッセージを入れてくれました。ボックスをあけたら、そこに「気仙沼に来てくれてありがとう」「また気仙沼に来てください」と書かれてあって、いただいたおにぎりを握りしめながら、涙目になったことを思い出しました。
来年はどのコースに出ようかな。何か新しいコースができれば、そちらに参加してみたいなとも思います。
このツール・ド・東北に、もっともっと全国からたくさんの人が集まってくださるよう、微力ながら力になれればいいなと、あらためて深く思いました。
ご声援くださったみなさま、ありがとうございました。
来年はリズムのみなさんも、ぜひ一緒に走りませんか。
文・写真提供:リズムアンバサダー 道端カレン