この記事は2015年に書かれた内容を再投稿で配信している記事となります
こんにちは、道端カレンです。
私が今、充実した毎日を過ごすために必要だと思っていることは、「自分の身体をコントロールできるかどうか」ということです。これは人間にとって永遠の課題かもしれないですね。
私は2004年に25歳で子どもを産んで、そのあと仕事に復帰するときに、自分の身体をコントロールすることの大切さを痛切に感じました。
出産したあと、体重を元に戻すために食事によるダイエットをしましたが、食事制限だけだと、体重は戻っても、身体のラインがきれいに戻らなかったのです。仕事で写真を撮ってもらったとき、自分のボディラインを見てがく然として、やっぱり食事制限だけでは、体形を元に戻すことはできないと、気づいたんですね。
そこで、ヨガスクールに通ったり、ジムで筋トレしたりして、身体のコアな筋肉を鍛えることで、ボディラインを磨いていったのです。
自分の身体の状態をきちんと把握して、コントロールできていないと、仕事も育児も頑張る活力が湧いてきませんよね。若いときはモデルという仕事柄、ボディは細ければいいと思っていましたけど、それでは体力がもたない。
そんなとき、アメリカの歌姫、ビヨンセのライブを見て感じたのです。あのビヨンセのボディは、筋肉がついていて、決して細くはありません。でも、ものすごくスタミナがあって、高いハイヒールを履いてステージで唄い、踊り、大変な活動量です。そして、その躍動するボディは輝いていて、魅力的でした。
人は顔が違うように、手や脚の長さも違うし、骨格も違う。ボディにはいろんな個性があるわけです。そうした自分の身体の個性を知って、最高のパフォーマンスが出せるように磨いていく。それこそが自分の身体をコントロールするということなんですね。
自分の身体をコントロールする、その第一歩は、自らの身体の状態を、感覚的にではなく、理論的な数値で把握することから始まると思います。
私の場合は、ジムで自分のボディの状態を定期的に測定しています。
その測定値を見ると、自分の身体の筋肉バランスや内臓脂肪、栄養状態などが客観的に把握できます。そうすると、自分の身体の弱いところや、逆に自信をもっていいところもわかってくるんですよね。
そうなれば、自然と自分の身体に関心が向くし、どこをどうトレーニングすればいいかも見えてくるはずです。
健康診断を受けたときに、血液検査の結果などが数値で出てきますが、あれも同じで、自分の身体の状態を知る方法のひとつです。血液検査の結果で、コレステロール値が高めだとわかると、自然と揚げ物を食べるのを控えようかなと思ったりしますよね。
血圧計でも活動量計でも、体温計でも測定するものは何でもいいと思います。とにかく自分の身体の状態を数値化して知っておく。それが、健康への関心を高め、自分の身体をコントロールしようという意志につながると思います。
みなさんも、ぜひ自分の身体の状態を測定してみてください。いろいろな発見があると思いますよ。
リズムアンバサダー:道端カレン
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