この記事は2015年に書かれた内容を再投稿で配信している記事となります
こんにちは。道端カレンです。
「継続は力なり」。このリズムでもたびたびお話ししてきましたが、エクササイズや運動は続けることが、何よりも大切だと思っています。
でも、それがとても難しいということも、よくわかっているつもりです。仕事が忙しくて続けられないこともあれば、意志が弱くて挫折してしまうこともありますよね。
そこで今回は、私なりに今までやってきた運動やエクササイズの中で、続けやすいプチエクササイズをご紹介します。
ほぼ毎日のように入るバスタイムを有効活用しましょう。「入浴中には必ずこれをやる」と決めているエクササイズがあると、自然と継続できます。
私がよくやっているのは、足の指回し運動です。
1.まず、湯船に浸かりながら、足全体をもみます。足は一日中、靴を履いていたりして、かなり圧迫されています。とくに足の裏はこわばっていることが多いので、湯船の中でほぐしていきます。
足の裏にはたくさんのツボがあり、とても重要なところ。一日の疲れを取るためにも、足の裏全体をゆっくりとほぐしていきましょう。
2.足の指を1本ずつグルグルと回します。1本の指につき、10秒間くらい回してください。
これをお風呂に入ったときに、必ず行います。
足の指を回すと、身体全体の血行がよくなるといわれています。お風呂に入っているときだと、筋肉もほぐれているので、さらにリラックス効果も高いと思います。
背中のこりは、自分ではなかなか手が届かず、ほぐすことが難しい場所です。でも、肩甲骨あたりには、肩こりなどを改善するツボもありますから、適度に刺激しましょう。それには、テニスボールを使います。
1.仰向けに寝ます。
2.テニスボールを背中に入れて、肩甲骨に沿わせながら、ボールをグリグリと床に押しつけます。
3.お尻の下へとボールを移動させて、お尻をほぐしましょう。
この運動も、ベッドサイドにテニスボールを置いておき、寝る前に数回行うようにすると、毎日無理なく続けられます。
また、テニスボールは、足の裏をほぐすのにもいいんですよ。
テニスボールを足の裏で踏んで、グリグリとボールを床に押しつけてください。足の裏のツボを刺激することで、脚全体の血行を促します。これも部屋にテニスボールを置いておけば、いつでも気軽に行えますよね。
最後に、もう1つ、私がお勧めしたいエクササイズが、テレビ体操。毎朝NHKで放送されている体操ですね。小学校で習った「ラジオ体操第1」「ラジオ体操第2」を中心に、いろいろな体操が一日に数回、放送されています。
このテレビ体操は、私が二人目を産んで間もない頃、毎朝やっていました。産まれたばかりのときは、赤ちゃんを家に置いて出かけられませんから、ジムにも行けず、身体を鍛えたり、運動したりする機会が、なかなか得られないものなんですよね。でも、家にばかりいて、まだ意思の疎通ができない赤ちゃんと向き合っていると、やはりストレスがたまります。
そんなある朝、テレビをつけたら、たまたまテレビ体操の時間で、画面を見ながら一緒にやってみたわけです。そうしたら、それが意外と気持ちがよく、身体がスッキリ。それからハマりました。
このテレビ体操のメリットは、テレビをつけたら、いっしょにやってくれる人がいるということです。放送時間にテレビをつけさえすれば、画面の向こうの体操のお姉さんたちに合わせて、自然と身体が動きます。
しかも、きちんと体操すれば、たった数分間の運動でも身体が温まります。体操の内容もよく考えられていて、普段はあまり使わない筋肉を万遍なく使うような運動になっていますから、ストレッチ効果も十分。私の場合は、何より数分間でも運動した達成感があることが、うれしかったですね。
毎日走るのはハードルが高いですが、テレビ体操なら、少し頑張れば、継続できるのではないでしょうか。
大切なのは、毎日少しずつでいいから、続けること。そして、継続するには、軽いレベルからスタートすることです。このくらいなら自分でもやれるな、という楽なところから入っていくことが、長続きのポイントでしょう。
今回のような軽いエクササイズも、毎日続けていれば、何かしらのプラス効果が得られるのではないかと思います。続けている人と、続けていない人とでは、1年後に大きな差となって身体に表れてきそうですよね。
リズムアンバサダー:道端カレン
「現代女流浮世絵師、京都マラソンを走る 青山剛×ツバキアンナ対談 Vol.2」 〜アラフィフになっても、フォーエバー・サブ4で(前編)〜