ハイヒールで一日歩き回って足がパンパン! 疲労は溜まっているはずなのになぜか寝付けない…。そんな経験ありませんか?それは、足裏に熱がこもっている証拠。「足裏乾布摩擦」でケアしてあげましょう。
革靴やハイヒールなどで足を一日中締め付けていると、どうしても足裏が硬くなってしまいがち。すると血行が悪くなって、放熱もうまくいかなくなります。足裏を酷使した日に、なかなか寝付けないことが多いのは、この血行の悪さが原因なのです。
スムーズな眠りを誘うには、手足の末端から身体の熱を上手に逃がし、体温を下げる必要があります。
“乾布摩擦”と聞くと、上半身裸になってタオルで身体をこする、というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は服を着た上からでもできますし、上半身だけではなく、全身に効果的な日本古来の健康法です。
乾布摩擦に必要なものは、乾いた手ぬぐい、またはタオル1枚のみ。身体の表面をこすると血行がよくなり、全身に酸素や栄養が行き渡ります。それによって、体温調節機能や自律神経が整っていきます。
それではさっそく、足裏の乾布摩擦をやってみましょう。準備するのは、通常の乾布摩擦同様、乾いたタオルのみ。足を伸ばした状態で足裏にひっかけることができればOKです。
1. 足を伸ばして座ります。両足はピタリと閉じないでください。
2. タオルの両端を持って、片方の足裏にひっかけてください。タオルの中央を土踏まずにあてます。
3. 両手を交互に手前に引いて土踏まずをこすります。これを20往復、両足におこなってください。1分程度で足がポカポカ、手軽にスムーズな眠りにつくことができます。
「足裏乾布摩擦」は自分でできるので、疲れきった足を、家族やパートナーにマッサージしてもらわなくても、足の疲れをほぐし、心地よく眠りにつくことができます。疲れて帰ってきて、布団に入ってもなかなか寝付けない方は、ぜひ試してみてください。
文:リズム編集部
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