こんにちは!ダイエット・ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です。
夏の終わりにも差し掛かり、朝晩の気温差が激しくなっていますが、体調を崩されていませんか。
そろそろ衣替えの準備もしていかないといけませんね。僕も体調に気を付けています。
さて皆さん、「夜遅い時間に食べると太る」というのは、特にダイエットをする人にとっては、常識となっている感じですよね。
同じカロリーを摂取していても、食べる時間が遅いだけで太ってしまう、翌朝のむくみが激しいなどの経験が誰しもあるかと思います。
僕自身も、身体を絞る時は夕食には神経を使います。仕事のときでも大事な打ち合わせや撮影がある際は、前日の夕食は特に気を遣います。むくんだ腫れぼったい顔で人に会いたくありませんよね。
夜に暴食しなければいいんでしょ??という簡単な答えになるかもしれませんが、その「理由」を知っておくだけで、ちょっとでも時間帯や食べ方をコントロールすることができるのです。
今回は、夜遅くに食べると太る主な理由について、2回に分けて記事にしていきます。
自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、交感神経は身体が活動しやすいように働き、副交感神経は身体をリラックスさせて休めるように働きます。夜遅い時間や睡眠時は、身体を休めるための「副交感神経」が優位となっています。
自律神経は、交感神経が優位となって活動しやすい状態になっているときには、代謝を促進するように働きますが、副交感神経が優位となりリラックスした状態では、代謝を抑制するように働いています。まとめると以下のようになります。
・交感神経…身体が活発・代謝促進・日中に優位
・副交感神経…リラックス・代謝抑制・夜に優位
夜遅い時間は代謝を抑制しているので、食べたものを体脂肪として溜め込みやすいのです。
エネルギー消費は、基礎代謝や活動代謝によるものだけではなく、食事によっても行われています。前回の記事で書いた、食事をすることによって消費されるエネルギーを、食事誘導性体熱産生(DIT)と言います。
この食事誘導性体熱産生は、朝が最も多く、夜になると少なくなってきます。
食事誘導性体熱産生は、一般的に1日の消費カロリーの10%を占めるとされていましたね。
食事時間が遅くなればなるほど、食事によって消費されるカロリーが減少するのですから、太りやすいといえるでしょう。
この2つの理由だけでも、夜は「身体の活動が抑えられている」んだなということがわかります。
次の記事「夜食べると太る!その理由とは?(後編)」でも、さらに夜食べると太る理由を書いていきますね!
お楽しみに!!
文:リズムアンバサダー 岩成隆邦
写真提供:大城士武・岩成隆邦
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