こんにちは!ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です!
皆さん「正月太り」という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。年末年始は、1年の労をねぎらい、次の一年に向けて英気を養う意味でも大事な期間ですが、日中の活動量が低下し食事の摂取カロリーが増大しやすい期間になります。
人によっては実家に帰省して親御さんの手料理を存分に振舞ってもらったり、地元の友達と飲みに行ったり。1年間頑張ったんだからこれくらいご褒美で良いよね、と。
僕もこれに関しては我慢する必要はないと思う派です。やっぱり普段会えない人とあったら美味しい食事に舌鼓。進むお酒。止める必要はないと思います。
運動量も低下するのは仕方ないことです。1年間走り続けてきたので家でゆっくり休みたいと思うのも当然です。ジムなども休館日であることが多いですからね。
中には、家の周りで有酸素運動程度だったらできる人もいるかもしれません。年始は特に箱根駅伝に触発されて動き出す人も多いでしょうし。ですが無理してまで身体を動かす必要はないと思います。むしろ年始は、しっかりと心と身体に栄養を与えておきたいところです。
大事なのは正月三が日を終えて、仕事始めの時までにしっかりと調整できるかどうか、これが肝になってくると僕は思います。必要なのは2点。
①食事の調整(まずは主にカロリーコントロールと夜の糖質摂取を控える)
②睡眠時間の確保と1日のリズムの修正
食事の調整に関しては、夜の糖質摂取を抑えてダイエットの方向にシフトしていくのは当たり前ですが、まずは年末年始の体重増加は「浮腫み(むくみ)」が原因の可能性も否定できないです。
塩分過多の食事に飲酒、そして睡眠時間の減少などがあれば水分塩分過多の浮腫みが発生し、体重増加に繋がります。それは脂肪が増えた部分と、水分による体重増加の両方が発生している可能性が高いのです。
それを①と②の両面からアプローチしていくことにより、仕事始めのタイミングではある程度スッキリさせることができ、1年の良いスタートを切ることができるのです。
良い形で1年が始まれば、モチベーションが高い状態で調整することができます。それにより、すぐに正月太りを解消して、新しい1年を過ごすことができるでしょう。
年末年始の体重増加は起こると予想した上で、年始のスタートをどう切っていくか、これを考えていけば自然と身体は落ち着くので、是非とも心がけてみてください。
文:リズムアンバサダー 岩成隆邦