ハッと気がつくと、なぜかイライラしてしまっている…そんな経験はありませんか?何かの作業をしているときに、ちょっとつまずいたとたんイライラ、誰かの何気ない一言にイライラ。
イライラした状況を改善するため方法をご紹介します。
日々、何を食べているかは、意外なほど人間の感情に影響を及ぼします。
揚げ物類やインスタント食品に多く含まれるトランス脂肪酸は、人をイライラさせやすいという研究結果もあります。ジャンクフードはカラダだけでなく、精神にも悪影響を与えるのかもしれません。
ビタミンCを多く含む食品は、ブロッコリーやキウイ、イチゴなどで、ビタミンB1を多く含んでいるのは豚肉、うなぎ、ピーナッツなど。カルシウムはチーズ、しらすなどの小魚類に多く含まれています。肉や魚、野菜をバランスよく食べることが大事ですね。
イライラは自律神経の乱れによっても引き起こされやすいものです。自律神経を整えるツボを自分で押したりもんだりすることで、イライラを軽減しましょう。
一番手軽なツボ刺激は、爪もみマッサージです。爪の生え際には神経線維が集中しています。ここを刺激することで、乱れた自律神経を整えましょう。
やり方は簡単、手の爪の生え際を、別の手の人差し指と親指で両サイドからつまむようにしてぎゅっと押さえます。指1本につき10秒くらい、イタ気持ちいいくらいの力で押しましょう。1日に2〜3回が目安です。
この爪もみマッサージは、交感神経に傾きすぎた状態から副交感神経優位の方向に導いてくれます。つまり、神経がたかぶっている状態から、リラックスした状態へと導いてくれるわけです。
とにかく、まずひと呼吸、それも深呼吸をしましょう。深呼吸には、たかぶった神経をやわらげてくれる効果があります。普段から意識して深呼吸することで、イライラ抑制に役立ちます。
深呼吸して少し気持ちが落ち着いたら、自分がなぜこんなにイライラしてしまっているのかを、考えてみましょう。
もし、誰かに対してイライラしているのであれば、なぜその人が自分をイライラさせているのか、その理由を考えてみます。その人が言った言葉?それとも態度?そうやって冷静に頭を働かせ、自分の感情を整理してみると、さらに心が落ち着いていきます。
自分自身に対してイライラしてしまったときも、同じです。なぜ、自分はイライラしているのか、その理由を考えてみるのです。
考えることで冷静になり、冷静になって気持ちが落ち着くことで、イライラも収まりやすくなります。