少しずつ注目を集めてきているものの1つに、インナービューティーヨガがあります。子宮を意識していくもので、女性特有の問題を解決する手段としてもおすすめの方法です。
今回は、インナービューティーヨガの概要とメリット、方法について紹介します。美容や健康に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。
インナービューティーヨガは、呼吸や子宮を意識したヨガプログラムのことです。呼吸で体をリラックスさせ、骨盤底筋群という膀胱や子宮を支える筋肉を鍛えるというもので、体を緩めたり締めたりさせながら、女性ホルモンのバランスを整えていきます。
インナービューティーヨガを行うことで得られる代表的なメリットを3つ紹介します。自分の希望に沿うか確認してみてください。
呼吸と子宮を意識しながら体幹やインナーマッスルを鍛えていくことによって、代謝が高く太りにくい身体を作り上げることができます。子宮を意識することは、体の中心部である腹筋や深層部の体幹をしっかり使うことに繋がるので、引き締め効果が抜群です。
子宮の周りにある骨盤も整えることができ、女性特有の不調を改善させることができます。生理不順に効果的で、生理前にイライラや情緒不安定、不安感、集中力の低下、眠気、不眠といった症状が出る月経前症候群や、生理痛の症状も緩和することが可能です。
インナービューティーヨガで骨盤底筋群を鍛えることで、女性ホルモンのバランスを整えることができます。女性ホルモンは髪質や肌つやに大きな影響を及ぼすものなので、より女性らしい美しさを手に入れられるでしょう。
具体的なインナービューティーヨガの手順を紹介します。流れに沿って無理をせず、自分のペースで行っていきましょう。
まずはうつ伏せになり、お腹に手を当てて腹式呼吸をします。深い呼吸を繰り返したら、次は腹式呼吸の途中で息を止める練習を行ってください。息を吸うときも吐くときも、7割くらい行ったら一度息を止めます。この呼吸法で体をリラックスさせていきましょう。
呼吸のあとには発声を行います。うつ伏せのままで両胸を手のひらで包み込むようにしたら、鼻から息をしっかりと吸い、ア・ア・ア・ア・アとゆっくり声を出してください。胸に伝わる振動を感じながら繰り返し発声します。
あぐらをかいて肛門を締めたり緩めたりという動作を繰り返してください。次に、膣を意識して同じように締めたり緩めたりと動かします。スタイルアップやスキンケアにも繋がるので、しっかりと行いましょう。
足の裏を合わせてダイヤの形にしたら、足の下から手を入れて足首を持ち、上体を前に倒します。呼吸をしながらだんだんと深めていきましょう。体が硬い人は無理をせず、できる範囲で行ってください。
足を揃えて手のひらは合わせ、頭の上まで上げたら下げます。視線は正面で合掌した手を上下させながら、片足を交互に持ち上げてください。足を下ろすときは、丁寧につま先から下ろします。
体育座りになり、両手でももの裏を持ってください。曲げた膝からつま先まで床と平行になるように足を持ち上げましょう。腹筋やインナーマッスルを意識して行うことがポイントです。
ポーズのあとには5分間の瞑想を行います。心地よい疲労感を感じながら心と体に向き合い、リラックス状態を深めていきましょう。瞑想もヨガでは大切な要素なので、最後まで集中力を切らさないようにすることが重要です。
今回は、インナービューティーヨガの概要とメリット、方法について紹介しました。女性特有の悩みを持っているという人には、ぴったりのヨガです。女性ホルモンのバランスを整えて、美しく健康な体を手に入れましょう。
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