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姿勢を整えるカムカムエクササイズ

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こんにちは、理学療法士の今井俊太です。すっかり寒くなってまいりましたね。寒くなると顎がガクガク震え始めます。西野カナさんの歌の一節にあります「会いたくて震える」の意味とは違いますが、人は体温調節の一環として「震え」ることで、骨格筋を収縮させ熱を発生させます。これを、かっこいい言葉でいうと「シバリング」と言われています。おそらく西野カナさんのそれとは異なります。

さてこのシバリングは、顎だけでなく、手や足、体全体でも同じことが起こりますが、これは無意識的な反応で起こり、それを調整しているのは脳の中でも「視床下部」と呼ばれる部分です。ここは主に、自律神経の総合調整をする場として知られていますが、循環や呼吸運動にも関与しています。

ちなみに、顎のガクガクに関与する咀嚼筋は、全身の筋肉の中でも特にミトコンドリアが多く、エネルギーの産生には強い筋肉でもあります。また、咀嚼筋が生み出す咬合力は、全身の体力との関係からスポーツ選手のパフォーマンスアップにも一役買っています。今回は、そんな「咬合力」についてお伝えしたいと思います。

噛む力と運動能力

実はこれまで「咬合力」と運動機能の研究は数多くされてきています。中学生を対処にした研究(参考文献:1)では、「瞬間的に大きな力を発揮する能力」と咬合力に相関が見られ、別の研究ではボール投げと咬合力の相関関係が明らかになっています。簡単に説明しますと、噛む力が強い人ほどパフォーマンスが高いということです。

もちろんこれは、中学生だけでなく高齢者にも同じことが言えます。最近では、しきりに口腔ケアの重要性が叫ばれていますが、ここでも咬合力の重要性がわかってきています。その点、咬合力に関与する、「歯」のケアは最も重要な項目の一つと言えるでしょう。

歯磨きで歯茎のマッサージ

歯を清潔に保つために、歯を磨く行為は必須になります。口の中には常時700種類、2000〜1兆もの菌がいるとも言われており、その菌は腸内と同じで善玉菌と悪玉菌がいます。

つまり、悪い菌もいれば良い菌もいるのです。ですから、自身の口の中の菌バランスを知ることはとても大切で、最近では歯科ドックを受けられるクリニックも増えてきました。もし興味があれば一度受けてみることをお勧めします。

さて、細菌の話はさておき、歯を磨く行為にはもう一つ重要なポイントがあります。それは、歯茎のマッサージです。歯茎を見てもわかるとおり綺麗なピンク色をしていることから、毛細血管がたくさんあることがわかります。つまり、血液循環があるということです。

歯を磨きながら、同時に歯茎のマッサージを行うことで、歯茎の循環を促しています。中には、「小顔効果」も、といった情報もありますが、エビデンスがあるものではありませんので定かではありません。

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噛む力は体のバランサー


さて、実験して見ましょう。では皆さん立ってください。まずは、何もしない状態で、グッと噛み締めて見ましょう。

さて、右の奥歯と左の奥歯どちらが噛みやすいかわかりますか?噛みやすい方がわかったら、次は、体重移動をして見ます。まず、右で噛みやすかった人は、体重を左足にゆっくりと体重移動します。逆に、左で噛みやすかった人は、右足に体重を徐々に乗せていきます。

体重が乗せ終わったら、もう一度噛んでみましょう。するとどうでしょう?さっきとは逆、または両方同じくらいの噛みやすさに変わったのではないでしょうか?実は、この噛み合わせは体重がかかっている側で噛みやすい傾向にあります。

試しに、噛んだ状態で、左右に体重を載せ替えてみましょう。そうすると、体重移動とともに噛み合わせが変化するのを感じると思います。このように、左右に偏った体重や姿勢は一つ、噛み合わせが関係していることがわかります。

もし、噛み合わせを気にしている方がいましたら、歯だけでなく、体全体の姿勢からその問題を探してみることをお勧めします。

<参考文献>

1) 高橋浩子他:中学生男子の咬合力に影響する因子の検討日本家政学会誌 Vol. 63 No.11(2012)

2) 鈴木正成.握力強化で咀嚼力アップ.臨床スポーツ医学. 2003,20,p.1335-1338 23)

3) 吉野 陽子,神山 麻子,張替信之,鈴木 正成.咀嚼力と握力および食習慣との関係―幼児から高齢者までの調査 から―.日本咀嚼学会雑誌.2005,15,1,p.2-10

文:リズムアンバサダー 今井俊太
写真提供:今井俊太

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