ホットヨガをデトックスやダイエット目的で始める人が増えてきています。一方で、溶岩ヨガを知っている人はまだ少ないかもしれません。今回は、溶岩ヨガとホットヨガの違いやおすすめのポーズを紹介します。新しいジャンルのヨガに挑戦したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
人気が高まっているホットヨガと新しいジャンルの溶岩ヨガは何が違うのでしょうか。主に2つの観点から違いがはっきり見られるので、比較してみましょう。
ホットヨガは、空調や加湿器などを使って人工的に気温と湿度を調節しながらスタジオの環境を作っていきます。一方で溶岩ヨガは、床面に敷かれている岩盤をヒーターで人工的に温めたあとに、溶岩から発出される遠赤外線や温熱効果により室内の温度や湿度を保っているのが特徴です。
また、溶岩を使った天然の温熱からは、温めるための遠赤外線と癒し効果があるマイナスイオンの2つが放出されることもポイント。一部のホットヨガスタジオでは、マイナスイオンを放出する機械が導入されていますが、溶岩であれば自然とマイナスイオンを放出してくれます。
ホットヨガの場合は、空調などで部屋を温めているので、体の外側から内側にかけて温まっていきます。溶岩ヨガの場合は、溶岩からの熱を利用して体の芯からじっくりと温めていくことが可能です。体にも優しい点が魅力。
溶岩ヨガで行われるおすすめのポーズを3つ紹介します。気軽にできるものなので、ぜひ実践してみてください。
まず、四つん這いの姿勢から膝を伸ばしてお尻を高く持ち上げます。体全体で三角形を作るイメージで行いましょう。背中のラインは猫背にせず一直線をキープしてください。犬のポーズは、肩や肩甲骨周りを柔軟にしたり、二の腕や太ももを伸ばすことでストレス軽減、お腹をスッキリさせる効果があります。
まず床にうつ伏せになり、両足の甲を床の上につけてください。両手の指はしっかりと広げて肩の真下に置き、肘は体の後ろに引き寄せましょう。太ももを床につけ、恥骨は強く床の方に引き入れます。息を吸いながら両肘を伸ばし、上半身を反るように持ち上げてください。
肩甲骨をくっつけるように引き締め、胸をしっかり張って胸骨の最上部を引き上げることがポイントです。硬くなりやすい背骨をストレッチさせる効果があります。普段デスクワークで前かがみになりやすい人はぜひ実践しましょう。
立ち膝の状態になり、両足の親指をつけてかかとの上に座ります。両膝を腰幅くらいに開き、息を吐きながら上体を前に倒していきましょう。尾骨を骨盤から引き離すイメージで後ろへ引き、両手は胴体と平行の幅で伸ばしてください。
手のひらは上向きで、肩の前側を緩め床につけましょう。30秒から数分間そのままの姿勢でキープ。股関節や太もも、足首を軽く伸ばし、心身を休めてリラックスさせる効果があります。ヨガのレッスン中に疲れたときは子供のポーズで休むのがおすすめです。
今回は溶岩ヨガについてホットヨガとの違いや、おすすめのポーズを紹介しました。体を芯から温めていくことができるので、より筋肉がほぐれて運動効果を高められる点が魅力です。行っているスタジオも増えてきているので、ぜひチャレンジしてみてください。
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