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最近ホットヨガが女性の間で人気です。実は妊娠するためにも良いと言われていて、妊活の1つとして取り入れている人も多くいます。全身の血行を良くするだけでなく、精神的なリラックス効果が高いというメリットも。
今回は、ホットヨガが妊活に良い理由、おすすめのポーズとその効果を3つ紹介します。始めようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットヨガは、40度前後の温度、60%前後の湿度という高温多湿な環境で行うヨガです。有酸素運動の効果を高め、発汗を促進する効果があります。そのため、効率よく体を温めることができるのです。体の老廃物を排出させ、血の巡りも良くなります。
血行が滞っていると必要なホルモンがしっかり分泌されなくなり、働きに支障が生じてしまうことも。その結果、子宮や、卵巣が妊娠しづらい環境になってしまうことがあります。ホットヨガは血行を改善することができるため、妊活に役立つと言われているのです。
妊活中のホットヨガについては注意することもあります。無理せず自分のペースで、水分をしっかり摂りながら行いましょう。排卵期から生理中は行わないことが望ましいです。そして妊娠が発覚したら、ストップしましょう。
それでは、妊活中におすすめできるヨガのポーズと効果を3つ紹介します。ヨガを義務に感じてしまうとストレスになる可能性があるため、自身のペースで楽しみながら行ってみてください。
合蹠(がっせき)のポーズとも言い、股関節の柔軟性アップに役立ち、準備運動のような要素も持っているポーズです。股関節が柔らかくなることで、他のポーズも行いやすくなります。冷え性の改善、骨盤調整、子宮の活性化にも効果的です。
まず、足裏を合わせて座り、手のひらで足先を包むようにして持ちます。息を吸って吐きながら、おへそにかかとを近づけるようにゆっくりと前屈しましょう。そのまま10〜20秒ほどキープし、ゆったりと呼吸を繰り返します。最後に息を吸いながら元の位置に戻してください。
山のポーズとも言われ、立ちポーズの基本です。体のズレやクセが分かり、バランス感覚を育むことができます。骨盤の矯正、歪み、疲労感の改善に効果的です。
まず、両足を少し開き、足裏全体で大地を感じながら立ちます。足の指を開き、親指、小指、かかとの3点を意識してください。太ももを引き締め、お腹を背中の方に引き寄せて、お尻は突き出さないようにしましょう。
そして胸を開き、あごを引きます。両肩を上げてから、ゆっくりと下ろして胸の前で合掌してください。頭の上に本を置いたイメージで視線は3〜5メートル先を意識すると、ふらつきを防ぐことができます。
立ったままできるため、仕事や家事の合間など場所を選ぶことなくできるポーズです。子宮への血流を活性化させることで働きが高まり、着床しやすい環境を整えることが可能。
まず、両足をぴったり合わせて立ち、胸の前で合掌して息を吸いながら頭の上まで腕を伸ばしてください。腕が耳の横に来たら、息を吐きながら左に腰を突き出し、上半身を右に倒します。
呼吸をしながら10〜20秒間キープしましょう。息を吸いながら元に戻し、吐きながら胸の前で合掌します。反対側も同様に行ってください。
今回はホットヨガが妊活に良い理由、おすすめのポーズと効果を紹介しました。ホットヨガは体を温めるので、冷えや血液の巡りを改善する効果があります。またリラクゼーション効果も高いため、ストレス解消にもぴったりです。ホットヨガを上手に取り入れ、妊活に役立ててみてはいかがでしょうか。