みなさん、こんにちは。アレルギーナビゲーターの細川真奈です。年末年始はいかがお過ごしでしたか?今回はみなさんもお正月に食べたと思いますが、おせち料理について書きたいと思います。
お正月にいただくおせち料理。伊達巻、かまぼこ、いくらなどは、おせち料理には欠かせないメニューですが、どれも卵や魚卵を使用しており、卵アレルギーをもつ人にとっては、まず食べられないメニューになります。
他の食材、アレルゲンに関してもそうです。しかもおせち料理は1つの重箱を家族みんなで分け合い、食べるもの。つまり、日本の文化的習慣である“おせち料理を食べること”ですが、アレルギーっ子にとってはかなりハードルの高い行事なのです。
そんな中、アレルギー対応のおせち料理を作る食品メーカーも増えてきています。今回は食物アレルギー対応おせちを販売してるサイトを見つけたのでご紹介いたします。
ちなみに何をもって“食物アレルギー対応”なのかというと、
①食物アレルギー特定原材料7品目「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」不使用。
②混入しないように管理された専用施設で細心の注意を払いながら専用施設で無添加調理。
という”徹底された基準値の中で製造されたもの”という意味合いになります。
まず、1番初めにご紹介するのがイオン株式会社が運営する「イオンネット」内にて販売されていた“食物アレルギー配慮おせち「かなえ」【2~3人前 13品目 冷蔵】【イオンのおせち】”です。
引用元:
https://www.aeonshop.com/shop/goods/goods.aspx?goods=010500000590205904891268431
このように個包装されていることで、よりコンタミネーションを避けることができるという素晴らしい配慮までされています。
次に、株式会社高島屋が運営する「TAKASHIMAYA ONLINE STORE」に販売されていた、“【高島屋限定】食物アレルギー(特定原材料7品目)配慮おせち 和・洋・中二段重”です。
引用元:
https://www.takashimaya.co.jp/shopping/food/BA12383/0400007862/0400007876/0400007878/product.html?p_cd=0001455489&sub_cd=001
(※時期により、お取り扱いをしていない可能性があります。)
豪華二段中になんと、ビーフシチューまでついてくるというのだから驚きです。さすが高島屋さん。
そして最後にご紹介させて頂くのは、株式会社三越伊勢丹が運営する「ISETAN ONLINE STORE」にて販売されていた、”食物アレルギー配慮おせち一段”です。
引用元:
https://isetan.mistore.jp/osechi/product/4010900000000000000000885722.html?cid=c_s00_a2_af01_DFZqxM%2FnYIA_0
(※時期により、お取り扱いをしていない可能性があります。)
三越伊勢丹でも食物アレルギー対応のおせちが購入できるようになったなんて、本当に便利な世の中になったものです。
そして、調べてみるとこれらのおせち料理を作っているのは、「いしいのおべんとくん♪ミートボール♪」の挿入歌で有名な石井食品株式会社だということが判明しました!!
もちろん、石井食品でもおせち料理の販売をしていました。
(https://www.ishiifood.co.jp/pdf/osechi_nozomi-kanae2019.pdf)
石井食品では、”重箱詰めタイプ”と、”個包装タイプ“の2パターンをご用意。
7大アレルゲン不使用の対応で食べられる方は、通常のおせちとそっくりな重箱タイプを選択することができますし、7大アレルゲン以外にも食物アレルギーをお持ちの方は個包装のタイプを選択すれば、食べられないものはご家族が食べるなど、みんなで一緒に美味しくお正月の食卓を囲むことができます。
ここまでの配慮に気づいて下さり、更には販売してくださる企業があること自体、アレルギーっ子やご家族からしたらとてつもなく、有難いことです。
ちなみにわたしの今年のおせち料理は、大好きな東麻布にあるケアリングフードレストラン「EPICURE(エピキュール)」さんのおせちにしました。
『ケアリングフード』 とは、多様なグルメの方々に対し、国別主流料理を前提にして苦手な食材は省きながら、糖尿病、糖尿病予備群、高血圧、心臓病、ダイエッター、アスリート、ボディビルダー、インド系や中国系のベジタリアン、ビーガン、マクロビオテック、自然食、ハラール、KOSHA などのあらゆる個食制限を厳守して調理されるお料理のこと。
どんなおせち料理だったかは、わたしのInstagram(@manahosokawa)にてアップしていますので、良かったら見てみてくださいね。
文:リズムアンバサダー 細川真奈