あなたにちょうどいい、リズム|Rhythm

食物アレルギー日記 vol.32 アナフィラキシーショック症状発生時の血圧の低下

食物アレルギー日記 vol.32 アナフィラキシーショック症状発生時の血圧の低下

  • Column
  • Relaxation

<COLUMN>
食物アレルギー日記 vol.32 アナフィラキシーショック症状発生時の血圧の低下

更新日:

| 食事 | 食物アレルギー |

こんにちは。アレルギーナビゲーターの細川真奈です。

「食物アレルギー」というフレーズ、ここ数年でよく耳にしたり何かで目にしたりするようになってきたのではないでしょうか?

例えば、AmazonのCMでも「小麦アレルギー」の女の子が出てきて、米粉の宣伝をしていたり…もしかしたら、「学校給食時においての誤食」についてのニュースを見たことがある方もいらっしゃるかも知れません。私は職業柄、カフェや飲食店にいても隣のテーブルで「食物アレルギーが…」というフレーズを聞くだけで、ついつい耳がダンボになってしまうのですが…笑

アナフィラキシーショック

それでは「アナフィラキシーショック」というフレーズを耳にしたことがある方はいらっしゃいますか?発症後、極めて短い時間のうちに全身性にアレルギー症状が出る反応のことを「アナフィラキシー」といい、その状態が悪化し、血圧の低下や意識障害など生死を彷徨う程の危険な状態のことを「アナフィラキシーショック」と呼びます。

アナフィラキシーは食べ物だけで起きる症状ではありません。例えば、毒性をもつ蜂に刺された時や、薬物反応で起きることもあります。一般的にはアナフィラキシーが原因で心停止に至った例の心停止までの平均時間は、薬物で5分、蜂毒が15分、食物では30分といわれます(アナフィラキシーがすべて心停止に至るわけではありません)。

生きるか死ぬかの危険な状態に陥る「アナフィラキシーショック」。わたしは高校生の時に体験しています。それは、部活が一緒の女友達5人でディズニーランドへ行った時のことです。

わたしのアナフィラキシーショック体験

当時は今のように、お店のメニュー看板に7大アレルゲン表記が記載されていることもなく、スタッフさんにアレルギーのことを伝えて原材料を聞こうとしても、専任のスタッフさんが現場に来てくださるのに1時間以上かかっていた時代です。そして何よりもわたし自身が食物アレルギーであることに対して、人前で言うのは恥ずかしく思っていた時。

朝から1日ディズニーランドで遊んでいた私たちは、お昼になってお腹が空き、パーク内のレストランへ入店しました。まだ、人前で「食物アレルギーがあって◯◯が食べられないのですが、このメニューは食べられますか?もしくはこのお店の中でそれらのアレルゲンを使用していないメニューはありますか?」と聞くことに抵抗を感じていたわたしは、何を血迷ったのか、バターライスを食べたのです。(性格には黄色いご飯=サフランライスだと思っていました。)


お腹が空いていたのでほとんど平らげて、次のアトラクションへ乗ろうと、みんなで並んでいる時に喉に違和感を感じ始めました。何だか気道が狭くなる感覚。

よく「病は気から」と言いますが、まさにその通りでアレルギー症状が出始めた時、わたしはいつも気のせいだと思うようにする癖?があり、その時はひとまずカバンに入っていたクール系のガムを噛むことにしました。

ところが、さすがに部活で四六時中一緒に生活をしていた仲間だけあって、わたし以上にわたしの異変にすぐ気がつき、「真奈、大丈夫?」と声をかけてくれたのを聞いたのを最後に、急にフラつき自分では立てない程になりました。

ここからは一緒にいてくれた友達から聞いた話にはなりますが、5人メンバーのうち2人がわたしを担いで救護室へ連れて行ってくれ(高校時代はチアリーディング部に所属していたのですが、体育会系のチア部に入っていたから担いでもらえたのだと、今となっては良かったと思うことでもあります)、残りの2人が荷物やその他のことをしてくれていたのだそうです。(瞬時に役割分担、手際良く機敏に動けたのもチア部だったおかげ?)

救護室につくなり、症状をみて救急車で病院へ運ばれることに。ですが、救急車に乗っている時のことは一切覚えていません。なぜならその間にわたしの血圧は上が50とかなり低下し、まさに生死を争う状態へと陥ったからです。

病院へついてからの処置で何とか目を覚ますことができ、目の前には家族の姿が。後日、救急車に乗り一緒に病院へついて来てくれた友達たちには「もう一生、救急車に乗りたくないと思ったよ。」と話されました。ちなみにその部活仲間は今でも大親友であり、わたしからしたら命の恩人です。

未だに「食物アレルギー=好き嫌いの延長線上のこと」と思われている方もいらっしゃるようですが、そうではありません。少しでも食物アレルギーに対する理解度が高まるよう、わたしのリアルな体験談であるこの記事が多くの方の目に止まることを願っています。

文:リズムアンバサダー 細川真奈

この記事をシェア

  • Twitter
  • Facebook
  • Line
  • Hatena
  • Pocket

関連キーワード

| 食事 | 食物アレルギー |

関連記事

冬の人気No.1アクティビティ!スリル満点な犬ぞり体験

  • Column
  • Relaxation

冬の人気No.1アクティビティ!スリル満点な犬ぞり体験

知っておくと便利!神社参拝に適した服装って?

  • Column
  • Relaxation

知っておくと便利!神社参拝に適した服装って?

品のある素敵な女性に変身。しなやかで美しい仕草を身につけよう

  • Column

品のある素敵な女性に変身。しなやかで美しい仕草を身につけよう

虫歯は治療後が肝心!虫歯を避ける歯磨き方法【歯科医監修】

  • Column

虫歯は治療後が肝心!虫歯を避ける歯磨き方法【歯科医監修】

音と脳の研究者&Dr.DJ宮﨑敦子「速いテンポの音楽が脳を活性化」

  • Column
  • Relaxation

音と脳の研究者&Dr.DJ宮﨑敦子「速いテンポの音楽が脳を活性化」



新着記事

青山剛の美BODYストレッチ(全12回) ~vol.11:股関節編~

  • Beauty
  • Exercise
  • Special

青山剛の美BODYストレッチ(全12回) ~vol.11:股関節編~

まだまだお茶は美味しくなる。伝統の継承と創造【佐々木健さんインタビュー後編】

  • Special

まだまだお茶は美味しくなる。伝統の継承と創造【佐々木健さんインタビュー後編】

温泉と神社参拝のセットで温活をしながら、運気も上げよう!

  • Column
  • Relaxation

温泉と神社参拝のセットで温活をしながら、運気も上げよう!

まだまだお茶は美味しくなる。伝統の継承と創造【佐々木健さんインタビュー前編】

  • Special

まだまだお茶は美味しくなる。伝統の継承と創造【佐々木健さんインタビュー前編】

40代から始める身体づくりの価値〜楽しく続けるためのレシピ 〜【マラソンチャレンジ連載企画 Vol.12】

  • Exercise
  • Food

40代から始める身体づくりの価値〜楽しく続けるためのレシピ 〜【マラソンチャレンジ連載企画 Vol.12】

人気記事

疲労回復やダイエットにも!水泳の驚きの健康効果

  • Exercise

疲労回復やダイエットにも!水泳の驚きの健康効果

インタビュー:村山彩 旅先で何を食べる? トライアスリートの体を作る食事【特集:トライアスロンと旅】

  • Special

インタビュー:村山彩 旅先で何を食べる? トライアスリートの体を作る食事【特集:トライアスロンと旅】

筋肉の疲労回復におすすめのマッサージ4選:筋肉痛になる前に対処できる!

  • Relaxation

筋肉の疲労回復におすすめのマッサージ4選:筋肉痛になる前に対処できる!

疲労回復レシピ!野菜煮込み料理「ラタトゥイユ」の作り方

  • Food

疲労回復レシピ!野菜煮込み料理「ラタトゥイユ」の作り方

ロンドンの男女は自転車ライフで輝いている!

  • Beauty
  • Column
  • Exercise

ロンドンの男女は自転車ライフで輝いている!

PAGE TOP

PAGE TOP

閉じる