こんにちは、整体師の植屋浩幸です。そもそも、なぜ猫背になると肩こりや首痛、頭痛が起こるのでしょうか?
理由は、“人の頭の重さ”にあります。人の頭の重さは、平均的体重の8~13%、5kg前後といわれています。頭の重さを支えるための理想的な姿勢は、人の身体を横から見ると、首と腰に「C」の形をしたカーブが必要になります。つなげると、緩やかなS字カーブになります。
猫背の場合は、イメージしてほしいのですが、5kgの重りが付いた釣竿が数時間、ずっとしなっている状態になっています。
ですから、以下のような順序で、負のスパイラルに入ってしまいます。
1. 背中側が緊張し、胸側が縮んでしまう
2. 血の巡りが悪くなる
3. 酸素が体内を巡りにくくなる
4. 栄養が末端まで行き届きにくくなる
5. 疲労物質が発生し、痛みとなる
そんなあなたに、今回は仕事場やご家庭でたった1分でできる!カンタン肩こり解放ストレッチをお伝えします。
1. まずは、背中側で手のひらが下に向くように手を組みます。この時に「肘」が内側を向くように手を組むのがポイントです。
2. 次に左の肩甲骨と右の肩甲骨を寄せて肩甲骨でボールペンのような細いものを挟むようにイメージします。
そして、下あごを天井に向けて突き出し、のどの筋肉を伸ばします。この状態をキープしたまま、腹式呼吸を行います。鼻から1、2で吸ってお腹を膨らませ、口から3、4、5、6で吐いて、お腹を凹ませます。これを3回行ってください。
3. 次に、手のひらを上に向けて、同じく左の肩甲骨と右の肩甲骨を寄せて、肩甲骨でボールペンを挟むようにイメージ
します。
そして、手のひらを下に向けて、左右の腕を真横に上げます。この時に、左右の腕が一直線になっていることが大切なポイントになります。
この状態を確認できましたら、親指の方向に15cmの円を描くように腕を回してください。最初は、腕の付け根がすぐだるくなってきます。
目標は連続40回です。
スタート時は10回、次の日は15回と、少しずつ回数を増やしていってください。
40回以上は必要ありません。
4. 最後に、再び手を組み、手のひらを上に向けて、左の肩甲骨と右の肩甲骨を寄せて肩甲骨でボールペンを挟むようにイメージします。
そして、今度は手のひらを上に向けて、左右の腕を真横に上げます。
この時に、左右の腕が一直線になっていることが大切なポイントになります。
この状態を確認できましたら、親指の方向に15cmの円を描くように腕を回してください。
これも連続40回が目標です。
前に40回、後ろに40回、これを続けてできた時、筋肉の再教育が終了し、肩こり、四十肩、首痛、頭痛などから解放されている方が多いです。
疲労を回復するには、医療機器として高い信頼と評価を得ているオムロンの低周波治療器がおすすめです。 多彩な強さ・モードで幅広いコリ・痛みを治療することができるため、簡単な操作でしっかりと疲労回復を実現することができます。
いかがだったでしょう?今回は、肩こりから解放される簡単ストレッチをお伝えしました。仕事終わりに行っていただくと肩や首の状態がリセットされますので、楽しんで続けてくださいね。
文・写真:植屋浩幸
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