疲れたときにはスタミナ料理やおいしいものをたくさん食べて、元気を出したいもの。でも、好きなものをたくさん食べたり、早食いすることは胃に負担をかけてしまうためNGです。
本日は、疲れているときに食べたい、疲労回復に効果的な食材と調理方法を紹介します。
疲労回復食材の代表ともいえるニンニク。アリシンと呼ばれる成分で、消化や食欲を増進してくれる働きがあります。ビタミンB1と一緒に摂取することで血行が良くなり、疲労回復に効果的です。
豚肉に含まれるビタミンB1は、牛肉の10倍ともいわれているくらい豊富です。アリシンを含むニンニクと一緒に摂取し、食欲増進させることで疲労回復に効果的です。クエン酸を多く含んだレモンと一緒に摂取しても、疲労回復の効果が高いといわれています。
タウリンという成分を多く含んだ魚介類。タコ、イカ、などにも多く含まれていますが、タウリンが特に豊富なのは牡蠣といわれています。
酢には疲労物質の乳酸を分解してくれる作用があり、疲労回復にいいといわれています。
はちみつには疲労回復のほかにも、精神安定や風邪予防の効果もあります。ミネラルも含まれmす。はちみつの糖分は体内に取り込まれやすい形の糖類のため、身体への吸収が早いといわれています。
ビタミンC以外の栄養素を含み、良質なたんぱく質が多く含まれていて、人間の体内で作りだせない必須アミノ酸が、バランス良く入っています。
疲れたときには甘いものも効果的。中でもチョコレートはテオブラミンやフラバノールなどの「カカオ成分」を多く含んでいるため、早く疲労回復できるといわれています。
納豆の原料である大豆には、大豆ペプチドという成分が含まれていて、疲労回復のほかに、脳の働きを助ける作用があります。
くるみに含まれる良質な脂質とたんぱく質や抗酸化作用が疲労回復に適しているといわれています。
イミダペプチドを多く含んだ食材が、鶏の胸肉。疲労を回復してくれるだけでなく、予防もしてくれる優秀な食材です。
玉ねぎには、血液をサラサラにして血行を良くするほかに、新陳代謝を活発にしてくれたり、神経を穏やかにしてくれる硫化アリルが含まれます。
ビタミンB1、B2、ナイアシンなどの栄養素は糖質や脂肪のエネルギーの変換に働きます。これらが不足してしまうと疲れやすい身体になってしまいます。
スタミナ食材の代表ともいわれているうなぎ。体の抵抗力をつけるビタミンAが豊富に含まれていて、代謝を助けるビタミンB群も摂取することができます。
たんぱく質×ビタミンB1はスタミナがつき、疲労回復させてくれます。ニンニクや生姜、玉ねぎ、はちみつを使って、豚の生姜焼きとして摂取すると良いでしょう。クエン酸との相性もいいので、レモンをプラスして、疲労回復効果を高めるのもいいですね。
上記のように、鶏肉にはイミダペプチドが多く含まれているので、スープとして食べるのがオススメ。30分以上煮込むことで、よりイミダペプチドの効果が高まるといわれています。
特に調理の必要がないので、簡単に摂取することができます。身体にだるさを感じたり、疲れが取れにくい人は、毎日食べるように心がけましょう。余分なコレステロールを排出し、脳の活性化が期待できます。
スポーツ選手などがよく食べているものです。身体への吸収率が早く、疲労回復には非常に適しているためオススメです。
玉ねぎを薄く切るだけのシンプルなものです。熱を加えたり、辛みを軽減させるために水にさらしてしまうと、大事な成分が流れてしまうので、生で食べるのがオススメです。酢をかけてさっぱりといただきましょう。
疲れを感じたら積極的に上記の食材を摂取し、健康的な身体をつくりましょう。良質な睡眠や適度な運動を取り入れることも、疲労回復効果が高まります。ゆっくりお風呂につかり、おいしい食事を食べ、そして毎日軽く運動をするなどして、健康を意識した生活を習慣にするといいかもしれません。
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