これからの寒くなる時期、多くの女性にとって悩みの種となるのが「冷え性」です。
冷えは、頭痛や腰痛、肩こりや生理痛などの、さまざまな不快な症状を引き起こします。そこで、冷え性の対策方法を7つご紹介します。
ダイエットなどによる食生活の栄養バランスの乱れは、冷え性を引き起こす原因の一つとなります。
特に、ミネラルとビタミンを摂り入れることが、食べ物をエネルギーや熱に変換させ、体温を上げるのには必要です。
ミネラルとビタミンは、牡蠣から多く摂取でできます。他にも、緑黄色野菜や果物、乳製品、海藻、肉類、魚介類などからも摂れますので、バランスの良い食生活を心がけましょう。
血行が悪くなると冷えが生じるので、下記に挙げたような、血流を良くし、身体を温める食べ物を摂ることがおすすめです。
・ショウガ
・ニンニク
・ネギ
・根菜類(カボチャ、ニンジン、レンコン、ゴボウ)
血流改善には、青魚やオリーブオイルなど(不飽和脂肪酸)も効果的で、旬のものを食べるようにするのも良いです。
トマトやキュウリなどの身体を冷やす野菜は、加熱してスープなどに入れると良いでしょう。
また、白砂糖、合成甘味料、アイスクリーム、スナック菓子、食品添加物、チョコレートなども身体を冷やしやすい食品です。
飲み物は、冷たいと当然、身体を冷やしますから、常温や温かい飲み物にしましょう。
冷え性の方は、主に手足が冷えるので、手足だけを温める方がいますが、お腹を温めることが大切です。なぜなら、手足が冷えるのは、内臓を温めようと血液がお腹に集中するからです。
そのため、外側からは、お腹を温める服装や腹巻きなどをして、内部からはアイスなどの冷たいものを避け、温かいものを摂り、内側から温めるという方法がおすすめです。
運動不足により血流が悪くなり筋力が低下し、冷え性を発症している場合も多いです。そこで、効果的なのがウォーキング。
なかなか時間が取れないという方、一駅だけ歩いてみるとか、車で行っていた買い物を歩いて行ってみるなど、何かのついでに少しだけ歩いてみましょう。
姿勢を良くして、少し大股歩きにして早足で、つま先を上げ、かかとから着地することを意識して行うだけで、体がぽかぽかしてきます。
シャワーで入浴を済ませたり、熱いお風呂に入ったりしている方がいるかもしれません。これらは冷え性にはNGです。
37度~40度くらいのぬるめのお湯に20分以上はつかりましょう。人間の身体は、1分で血液が全身を循環するといわれています。
20分お風呂につかることで、温まった血液が20回は循環することになりますので、冷え性の対策に効果的です。
リンパの流れを良くするマッサージが、冷え性の対策に効果的です。次のように行いましょう。
・手を開いて、指を1本ずつ、指の先端から手首の方へ向かって、マッサージする
・次に、手首からひじ、脇に向かってリンパを流すように、さする感じでマッサージする
これを身体が温まったと感じるまで、何度か繰り返してみましょう。
少し意識するだけで改善を図れる習慣ばかりですし、マッサージなども手軽に行えるものなので、ぜひ試してみられるのはいかがでしょうか。
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