皆さんは、ハーブは好きですか?料理のアクセントとして使ったり、アロマとして香りに癒やされたりと、ハーブを身近に楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、ハーブの育て方をご紹介します。ハーブは手軽に育てられるだけでなく、食べることもできるため、これから植物を育ててみたい人にはもってこいです。
ハーブを育てるのはとても簡単。初めに用意する道具は3つだけです。まずは最低限の道具をそろえましょう。
園芸店で売っている素焼きの鉢はもちろんのこと、プランターでも、いろいろな種類のハーブが育てられます。
園芸用の土を買ってきましょう。ハーブは特に土を選ばないため、一般的に売られている園芸用土なら、どれを選んでも育ちます。
ハーブを育てるには、種から育てる方法と、生花店やホームセンターなどで苗を買ってきて育てる方法があります。
バジルは、春先に、種からでも苗からでも、植えてもよく育ちます。日当たりを好み、生育力も旺盛なため、2〜3株あれば料理にも十分使うことができます。
収穫する際は天井部分から摘み取っていくと、次の葉っぱが、下から出てきます。乾燥にはやや弱く、夏場の水やりはこまめに行うのがポイントです。また、ミントも育てやすいハーブです。ミントは種や苗からも育てられますが、挿し木という方法で増やすのがおすすめです。
ミントの茎を切って水につけておくと、1週間ほどで根が生えてきます。根が生えてきたら土に植えましょう。その後はほかのハーブと同じように管理すれば、すくすくと育ちますよ。
続いて、料理に大活躍する3つのハーブの育て方をご紹介します。
肉や魚などの臭みを取る場合に使えます。一株でも大きく育つため、大きめの鉢に植えるのがおすすめ。夏場の湿気に弱いので、大きく生育してきたら、梅雨前に半分程度に刈り込みましょう。
スープやサラダの付け合わせとしても楽しめます。種から育てる方法と、苗を植えて育てる方法があります。1つのプランターに、種なら5〜10粒、苗なら2〜3ポット程度を植えます。葉っぱが茂ってきたらその周りから収穫しましょう。
小さな葉っぱがかわいらしく、観賞用としても人気があります。ローズマリーと同様に、肉や魚の臭み取りを取ったり、煮込み料理やお茶などに、幅広く利用できます。
タイムは、苗を買ってきて植えるのがおすすめです。やや乾燥気味の環境を好むため、水のやり過ぎには注意しましょう。
何はともあれ、まずは実行です。やり方は多少いいかげんでも、ハーブなら元気に育ってくれます。
ハーブのよい香りだけでなく、植物を育てることで得られる、リラックス効果で、日頃の疲れも吹っ飛びますよ。一度育て始めたら、あなたもハーブの魅力にハマってしまうかもしれませんよ。
文:まちだゆうき
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