慢性的な頭痛に悩んでいる人も多いでしょう。さまざまな原因で起こる頭痛ですが、予防するためにストレッチが効果的であると言われています。ストレッチで頭痛を予防することは、実は因果関係があるとされているのです。
今回は、ストレッチで頭痛予防を行うメリットや方法、注意点を合わせて紹介します。
頭痛には、偏頭痛や緊張型頭痛といった種類があり、発症する主な原因として、ストレスで頭の血管が刺激されたり、姿勢の悪さによる筋肉の硬直で血流が悪くなっていることが考えられます。
ストレッチを行うことで、ストレスを発散したり、筋肉をほぐしたりすることができるので、頭痛の予防につながるのです。ストレッチは、体の歪みを矯正できるほか、代謝の向上にも効果があるので、腰痛や肥満などについても同時に予防できるという嬉しいメリットも。
頭痛予防だけでなく、日頃の健康を維持したい人はストレッチを積極的に行ってみてください。
時間もかからず、ちょっとした時間にできるストレッチばかりです。習慣づけて、頭痛を予防していきましょう。
頭痛の種類によっては、ストレッチをすることで逆に悪化してしまう場合があります。とくに女性で偏頭痛になる人は、ストレッチで血管が拡張されてしまうと痛みが強くなることがあるので、注意が必要です。また、頭痛予の防効果にも個人差があるので、続けても改善しない場合は専門機関へ相談してください。
頭痛持ちの人に多い、デスクワーカーでも手軽にできるのが腕を振るストレッチです。やり方は椅子に座ったまま背筋を伸ばし、腕を浮かせて左右に動かすだけというもの。このとき、頭部はなるべく動かさずに、体を中心に肩を回転させるイメージで行うのがポイント。
1〜2分程度、ゆっくり首の後ろをほぐす感覚でやりましょう。立ったまま行っても大丈夫なので、その際は脚を肩幅に広げましょう。
お手洗いや家事の最中にできるのが顔のストレッチです。特別な道具はいらず、口を大きく開けたり、眉毛を吊り上げたりと、表情を作ることで頭痛に効果があると言われています。
表情筋を動かすことで頭の血流を促せると同時に、ほうれい線の予防など美容にも効果があるので、女性にはとくにおすすめ。
お風呂上りは体が温もって、筋肉も柔らかくなっているため、普段あまり動かさない筋肉を使ったストレッチが効果的です。とくに首周りの筋肉がおすすめ。やり方は、あごを上向きに動かしながら、手で鎖骨の辺りを下に軽く引っ張るというもの。
あごの下から首にかけて筋肉を伸ばすことを意識することが大事です。
今回は、ストレッチによる頭痛予防のメリットや方法を紹介しました。ストレッチは習慣にしていくことで、継続的に予防できる効果があることはもちろん、健康に良い効果もあるので、頭痛に悩んでいる人は続けて行うと良いでしょう。
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