桜や梅が美しく咲くころになると、家族や友達とお花見に出かける機会も増えることでしょう。ただ、この季節は、真冬から比べると暖かくなってきたとはいえ、まだまだ冷えますよね。
楽しいお出かけのあと、風邪をひいたり体調を崩したりするのは残念なこと。そこで、お花見のときに覚えておきたい、温活アイデアをご紹介します。
冬の間は愛用している女性も多い、腹巻き。でも、ウエスト周りが太ってみえるため、外出時は敬遠している人も多いのではないでしょうか。
しかし、お花見のように寒い屋外に長くいる場合は、しっかり腹巻きをつけて出かけるのがおすすめ。腰からおしりまですっぽりと覆う長めのタイプは、より温かくてGood!
寒さ対策の心強い味方、使い捨てカイロ。使い捨てカイロは、ポケットに入れて手でもむだけよりも、腰(尾てい骨の上)あたりに貼るのがいいでしょう。
身体の中心部分である腰に貼ることで、徐々に全身がポカポカしてくるはずです。
女性で生理中であれば、下腹部の、ちょうど子宮があるあたりに貼るといいですよ。
ただし、肌着などの上から貼りましょう。直接貼ったり、長時間貼り続けたりすると、低温やけどの危険性があります。使用説明書をよく読んでから使いましょう。
屋外で寒さを感じたときのお助けアイテムが、温かい飲み物です。保温性の高いタンブラーや水筒に入れて持っているだけで、冷えた身体を温めてくれます。
缶やペットボトルのホットドリンクなら、コンビニや自販機でも買えます。ポケットに一本入れれば、冷えた手を温めるカイロ代わりになります。
ひざ掛けや大判のストールは、一枚持って出かけると安心。ベンチなどに座った際は腰にかけたり、幅広く使えます。
レジャーシートを地面に敷いてお花見を楽しむ予定なら、あわせて段ボールを用意しておくのがおすすめ。
薄いレジャーシートでは、地面の冷たさがお尻に直に伝わるため、座っているとだんだん身体が冷えていきますが、段ボールを敷き、その上にレジャーシートを広げて座れば、ずいぶん違いますよ。
せっかくお花見を楽しむのなら、「寒いからもう花見はお開きにしよう」とか、「寒くて翌日に風邪をひいた」なんて言いたくないですよね。そのためには事前の対策が大切です。ぜひこれらのアイデアを参考にしてみてください。
文:佐藤まきこ
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