朝晩も冷え込むようになり、ランニングのレースシーズンに突入しました。ファンランナーの方にとってもシリアスランナーの方にとっても、さまざまな数値を計測できるGPSウォッチは日々のランニングの強い味方。その魅力をご紹介します。
GPSウォッチは、その名の通り、GPS機能が付いているので、走った距離やコースのログを取ることができます。距離だけでなく、スピード(ペース)がわかるので練習の質が向上するうえに、心拍数が計れるものもあるので、最適なペース配分で走ることが可能です。
また、消費カロリーを表示してくれるので、消費と摂取のバランスが大切なダイエットにおいても、よき指標となってくれます。
練習の質の向上、データから読み取れるパフォーマンスの傾向、モチベーション維持など、GPSはランナーの最強パートナーといえます。
ここではいくつかのGPSウォッチをご紹介します。
最近、巷で話題となっているのがApple Watch Series 2。
防水になり、GPS機能、心拍センサーが搭載され、よりスポーツマンフレンドリーに生まれ変わりました。 スポーツウォッチとしての機能だけでなく、まるでiPhoneが手元に付けられているかのような感覚で、電話やメールなどのあらゆるコミュニケーションツールが手元で確認できるので、生活をするうえで手放せないガジェットになりそうです。
もう一つは、TOMTOMというオランダ発のGPSウォッチ。
もともとはGPSを開発していた企業がウォッチ開発に参入し、世界で最も権威あるデザイン賞を受賞しました。音楽が再生できるため、Bluetooth対応のイヤホンがあれば、走りながらお気に入りの曲を聴くことができます。
軽くてデザインもスタイリッシュ。操作性も直感的なので、GPSウォッチ初心者の方にオススメです。
最後に、すっかり名の知れたGarmin社のGPSウォッチ。
特筆すべき機能は「トライアスロンモード」があること。トライアスロンは3種目を切り替えながら行う競技ですが、スイムからバイク、バイクからランといったように種目を切り替える際に、トランジションという時間が発生します。
その切り替えの時間も計測できるモードが、この「トライアスロンモード」。トライアスリートに愛用者が多いのは言うまでもありません。
いかがでしたでしょうか。ぴったりのランニングウォッチを見つけて、この秋のスポーツライフをより豊かなものにしてくださいね。
文:北川麻利奈
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