身体がとても疲れているはずなのに、いざ寝ようとするとまったく寝付けない…なんてことありませんか?それは、身体が緊張状態にあるため、脳が休むことができていない証拠。
そんな日は、身体をリラックスさせることが大事。寝る前でもすぐに、布団の上でできる超簡単快眠運動をご紹介します。
疲れていてもなかなか寝付けない日、それはストレスで心が疲れていたり、日中の忙しさで身体の筋肉が緊張しているままなのかもしれません。そういう状態のときは、脳も休むことができず、交感神経が優位になって睡眠モードに入れません。
とくに、一日中デスクワークをしている方は筋肉が固まりやすいです。仕事終わりは思いっきりリフレッシュして、身体をほぐすことが、安眠につながる秘訣といえます。
睡眠の前に、ストレッチなどをしている方も多いと思います。ストレッチは身体の筋肉をほぐし、安眠に導いてくれるいい方法。ですが、あくまでゆっくりと軽いものにしてください。
例えば、ジムでするような激しい運動は、身体を興奮状態にすることになり、逆効果です。目安として、寝る2時間前からは激しい運動は控えて、静かに過ごすようにしましょう。
布団に入った後に寝付けない…というときは、ベッドの上でゴロゴロするだけの簡単安眠運動がおすすめです。
1. 膝を立て、両腕を交差させて肩を抱きます。肩甲骨と肩甲骨の間を広げて、上から見たときの背中が丸いラインを描くようにします。
2. その状態でゆっくりと左右に転がります。背中全体を敷き布団に触れさせるようなイメージでゴロゴロ。これを10往復繰り返します。
とっても簡単ですよね?その後しばらく経つと、少しずつ眠気が訪れてくるはずです。この運動は、背中と布団との「接地面」を広げる働きがあります。固くなっている筋肉は布団と「点」で接しているのに対し、緩んだ筋肉は「面」で接するので、圧力を分散できます。それによって心地よい眠りが訪れ、疲れも取れやすくなるのです。
なかなか寝付けないときに、ぜひ試してみてくださいね。
文:リズム編集部