体温が低いことで悩んでいる方は少なくありません。低体温が続くと免疫力が落ち、風邪などにかかりやすくなってしまうので、注意が必要です。
今回は、体温が低い原因と対処法を3つ紹介します。体の冷えや、体温の低下を感じている方はぜひ参考にしてみてください。生活習慣を見直していくことで、体温の低下を防ぎましょう。
体温の低下は、体の異常を知らせるサインです。主に3つの原因があります。自分に当てはまる原因を知っておきましょう。
体温が低くなる原因は、無理なダイエットや加工食品に頼りすぎた食生活の乱れで、栄養不足になっていることです。栄養バランスを考えずに、甘いものや脂質の多い食事を摂ったり、無理なダイエットをすると、ミネラルやビタミンが不足します。
その結果、体内でエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなってしまうのです。
自律神経の乱れは、ストレスやホルモンバランスが崩れることで起こると言われています。自律神経が乱れることで血行不良が起こり、体温を調節することができなくなり、体温が低くなることがあるのです。
運動不足になると、汗をかくことが減るので体温が低くなりがちです。また、加齢によって体力が落ち運動量が減少することも、体温が低くなりやすい原因と考えられています。
体温を上昇させるための方法を見ていきましょう。食生活や生活を整え、健康的な毎日を過ごしてください。
旬の野菜や果物を積極的に取り入れ、体を冷やす作用のある甘いものはなるべく控えるようにしましょう。ビタミンやミネラルをしっかり摂ることで、エネルギーを燃焼させ体温を上げることができます。冷たい飲み物を控え温かい物を飲むことも、体温を上げるうえで効果的です。
筋肉量が増えると、代謝が上がり体温が上昇しやすくなります。筋肉量を増やして体温を上げるために、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を行いましょう。1日20分くらいのウォーキングでも、毎日続けることで筋肉量は増えていきます。
また屋内でできるストレッチは、季節や天候に関係なくいつでもできる点がメリットです。有酸素運動は回数を多く行うよりも、継続することが重要となります。
自律神経の乱れを整えるために、38〜40度のお湯にゆっくり浸かって入浴しましょう。早寝早起きをして、充分な睡眠をとることを心がけてください。
朝食を抜かずに1日3食をしっかり食べることも大切。生活リズムを整えることで自律神経が整い、体温の低下を防ぐ効果も期待できます。
体温が低い原因と、その対処法を紹介しました。体温の低下を防ぐには、規則正しい生活やバランスの取れた食事、適度な運動が欠かせません。食生活を見直し、有酸素運動を生活の中に取り入れることで体温を上げ、冷え知らずの身体になりましょう。
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