サイクリング好きな方やトレーニング中の方はもちろんですが、通勤通学など日常生活の中で自転車に乗る機会がある方も少なくないでしょう。
そういった方にとっては、日々歩いた距離や消費カロリーを確認するのと同じような感覚で、自転車に乗っているときの走行距離や、自転車移動中の消費カロリーも気になるポイントなのではないでしょうか。
そこで今回は、継続的にサイクリングやトレーニングに打ち込んでいる方向けの活動量計と、日常の移動に自転車を使う方向けの活動量計をそれぞれ紹介します。
最初に紹介するのは米国のガーミン社のvivoactiveJ HRです。自転車に乗っている間も、GPS対応サイクリングアプリでタイム、距離、スピード、カロリーを測定可能です。
自転車走行中だけでなく、スイミング・ジム・ローイング中の利用も想定されている高スペック製品でもあります。本格的にアクティビティに打ち込んでいる人におすすめです。
こちらもGARMINのリストバンド型活動量計です。先ほど紹介したvivoactiveJ HRが幅広でがっしりとした印象を与える製品であったのとは対照的に、こちらは比較的細くスマートな形状です。
サイクリング時の心拍や距離、カロリーがトラッキング可能です。スマートフォンとペアリングさせておけば、天気・気温の予想、音楽再生・停止などの機能が使えるので、いっそう快適にサイクリングを楽しむことができるでしょう。
重さ33g、幅約20mm、防水・防塵仕様と野外アクティビティにうってつけの機能が揃っている活動量計TalkBand B2。
GYROセンサー機能を搭載し、「歩く」「走る」「自転車走行」と異なるタイプのアクティビティであっても消費カロリーを正確に算出します。
なおTalkBand B2は、ディスプレイ部分をリストバンドから取り外してBluetoothイヤホンとして使うこともできます。
着脱したディスプレイ部分を耳に差し込めばサイクリング時のハンズフリー通話も可能な優れものです。
Fitbit Altaは、歩数や距離、消費カロリーなど、基本的な計測機能を搭載したリストバンド型活動量計です。
睡眠管理機能・サイレントアラーム(バイブ機能)も搭載しており、日々の活動のみならず休息時間もトラッキングすることができます。
アクセサリーバンドの種類を自分好みのものにカスタマイズし、ファッションの一部として楽しむこともできます。
歩数、距離、消費カロリー、睡眠トラッキングができるスタイリッシュな活動量計としては、Fitbit Flexも好例のひとつです。
ワイヤレス同期でスマートフォンでも日々の活動状況が確認できます。アプリを活用すれば、日々の活動や睡眠に加えて食生活の記録も管理できたり、友達や家族とスコアを競い合ったりすることも可能です。
ただし日常生活防水なので、大雨の時には注意して利用するようにしてください。
この製品も、バンドを自分好みのデザインのものへ付け替えることで、スタイリッシュなアイテムとして違和感なく装着することができます。
サイクリングやバイクトレーニングで使う予定はないけれど、日々の運動の成果としてどれくらいカロリーを消費しているかが知りたい、という場合は、こちらの活動量計をおすすめします。
このHJA-400には、二つのセンサーが新しく搭載されました。平地の歩行とは別に、気圧センサーと加速度センサーで、日常生活での「階段上り歩数」と「早歩き歩数」を表示してれます。
自転車での利用には向いていないものの、「階段を上っているとき」や「早歩き」を自動的に認識してくれるので、より実際に即したカロリー消費量を計算できる高品質の活動量計です。
縦約33×横約78×厚さ約12mmとコンパクトサイズですが、液晶画面に大きく歩数やカロリーを表示。アクティビティの達成度合いがひと目で分かります。
ちょっとした努力が数字に現れることで励みになり、ダイエットが続けられそうですね。
また、目標インジケータも搭載されています。1日の目標をどれくらい達成しているかインジケータで表してくれるので、「もう少しだ、頑張ろう」と励みになります。
自転車走行中に使える活動量計は、何のために自転車に乗るかによって、重視すべきポイントが変わってきます。
ウォーキングをトレーニングととらえるか、移動や散歩の延長ととらえるかの違いと似ていると考えればよいでしょう。
まず利用するシチュエーションを思い浮かべてから、購入すべき製品を考えてみてはいかがでしょうか。