古都、京都のイルミネーションは、大規模なものは少なめですが、他の地域のそれとは一線を画します。京都ならではのはんなりとした優しい鮮やかな光が都を彩ります。
外へ出かけて、素敵な光景を味わいましょう。この記事では、京都のおすすめスポット10カ所を厳選してご紹介します。
(引用:京都イルミエール Facebookページ)
るり渓温泉のポテポテパーク内で開催される京都イルミエールは、100万球のLEDとショーでオーロラをイメージした幻想的な冬を彩ります。今年は3Dプロジェクションマッピングも登場し、さらにパワーアップしました。
開催期間:2015年10月31日~2016年4月3日
点灯時間:日没~21:00(閉園まで)
(引用:Flickr)
京都駅ビルを象徴する大階段に、LEDの華やかなグラフィカル・イルミネーションが設置されています。大階段(125段)の蹴込み部を、帯状のフルカラーLEDで彩り、色の変化とゆらぎが、京都の季節、風景、そして催事を表現します。
階段の傾斜を活かした、ダイナミックな演出が魅力です。京都駅ビルのイルミネーションは、このシーズンだけでなく通年で展開されており、いつもと違った風情を楽しめます。
開催期間:通年(大階段でのイベント開催時の休止あり)
点灯時間:17:00~22:00
(引用:Flickr)
こちらはいわゆるイルミネーションとは違い、ライトアップの類ですが、京都ならではの幻想的な光景が魅力的。嵯峨・嵐山地域を、約2500基の露地行灯などの明かりと、生け花作品が彩ります。
この「灯りと花の路」は、雄大な夜の自然景観を光で演出する渡月橋周辺、そして野宮神社から大河内山荘庭園まで続く竹林の小径のライトアップなど、夜の京都を優しく雄大に演出します。
開催期間:2015年12月11日~20日
点灯時間:17:00~20:30
(引用:京丹波町観光協会 HP)
京丹波の名勝「琴滝」は、約43メートルの高さの一枚岩から流れ落ちる大滝です。その様子が、琴の弦に見えることから、琴滝と呼ばれるようになったといわれています。
その琴滝へ続く遊歩道が、約70万球ものLEDでライトアップされます。この規模の滝とイルミネーションのコラボレーションを見られるのは、他ではありません。
開催期間:2015年12月11日~ 24日
点灯時間:17:00~22:00
(引用:Flickr)
約60万球もの光で作られたイルミネーションが、夜空を彩る有名な光の祭典です。城陽市総合運動公園(鴻ノ巣山運動公園)レクリエーションゾーン一帯が、主会場となります。周囲に明かりが少ないので、イルミネーションが映えます。
開催期間: 2015年12月1日~25日
点灯時間:17:30~21:30
(引用:Flickr)
今年で17年目。ローム株式会社より、今年は、昨年の60万球から一気に80万球に増やした光の輝きで、日頃の感謝の思いを伝えます。ローム本社の敷地に面した、佐井通り(通称春日通り)沿いの並木道を中心とした82本の木々の明かりは見事です。
また、五条通りと佐井通りのコーナーにあるヤマモモの木(高さ約10メートル)をシンボルツリーとして、光と音のアトラクションが予定されています。
開催期間:2015年11月26日~12月25日
点灯時間:16:45~22:00
(引用:Flickr)
ファッション、グルメ、インテリア、アウトドアなどの、約30店舗が集まる新風館で開催されるイルミネーションのテーマは「STAR LIGHT CHRISTMAS」。天井から光のシャワーが降り注ぐウェルカムゲートを抜けると、カラフルな光が輝く開放的な空間が広がります。光でデコレーションされた大きなクリスマスツリーは、誰もが振り返る豪華さです。
開催期間:2015年11月6日~12月25日
点灯時間:17:00 ~23:00
(引用:北山ル・アンジェ協会 instagram)
京都・北山ウエディングストリートにある、合計10施設が面する約300メートルのストリートと、1万5000平方メートルの全施設を、10万球もの明かりで構成されたイルミネーションが彩ります。
「聖なるベル」というベルに願いを込めて、教会の木にそれを吊るすことができます。12月24日の特別礼拝の時に、牧師によるお祈りを受けられるイベントは、ここならではです。
開催期間:2015年12月1日~25日
点灯時間:17:00~21:00
(引用:Flickr)
正門から観覧温室、北山門にかけて、樹木や花壇を、約10万球のLEDが植物を彩ります。観覧温室も夜間開園され、普段とは違った植物園を楽しむことができます。
開催期間:2015年12月12日~25日
点灯時間:17:30~20:00 (入園は19:30まで)
(引用:京都花灯路 HP)
前述した「京都・嵐山花灯路」の姉妹企画です。こちらもクリスマスイルミネーションではありませんが、京都の風情とよくマッチしたおすすめのイルミネーションです。
開催時期が遅いので、イルミネーションを見そびれた、あるいは改めて見たいという方にもよいでしょう。東山地域の早春を、露地行灯の明かりと生け花ではんなりと京都らしく彩ります。円山公園では、吉水の小川に竹・ろうそくの明かりを灯す「竹灯り・幽玄の川」が素敵です。
開催期間:2016年3月12日~21日
点灯時間:18:00~21:30
(上部写真:Flickr)