初夏の頃から店頭に並び始める青梅。実は、血液をサラサラにし、肌を綺麗に整えるなど、美容にとってもよい食品なのです。梅に含まれるクエン酸は、夏バテ予防にも最適。そんな青梅の美容効果についてご紹介します。
青梅に含まれるクエン酸は、カルシウムの吸収を促進します。女性はホルモンの影響でカルシウムが不足しやすいので、魚や乳製品など、カルシウムの豊富な食品と一緒に食べて、しっかりカルシウムを吸収しましょう。
カルシウム不足はホルモンバランスを乱し、痩せにくい身体にしてしまいます。痩せやすい身体をつくるためにも、青梅を摂取してカルシウム不足を防ぎましょう。
青梅のクエン酸は、老廃物を排出する効果があります。つまり、デトックスにいいということです。内臓の調子をよくする効果もあるので、体調が整い、新陳代謝の乱れも改善されます。
梅の甘酸っぱい香りを想像しただけでも、唾液がたくさん出てきませんか?この唾液、実はアンチエイジングの効果があるそうです。唾液にはパロチンという若返りホルモンが含まれるので、肌のターンオーバー促進に役立ちます。
梅自体はアルカリ性の食品です。そのため、酸性に傾きがちな体内の細胞を中和してくれます。細胞が中和されると、シミやシワが抑制されるなど、老化防止につながります。
梅を加熱すると、ムメフラールという成分が発生します。この成分は、血行促進に役立ち、冷え性の悩みをしっかり改善してくれるのです。加熱して、梅ジャムなどにするといいですね。
青梅は毒性があるため、梅干しなどの加工品にして摂取します。しかし、梅干しは塩分が多いため、美容・健康面では少々心配ですよね。
一方、青梅のシロップ漬けなら、お湯で割って飲んだり、料理に使ったりできるので、毎日でも取り入れやすくなります。市販のものもいいですが、青梅が手に入る季節なら、ぜひ、自分でシロップ漬けを作ってみてはいかがでしょう?
文:杉浦優子
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