基本的にランニングは、いつでも気軽に楽しめるスポーツです。しかし、快適なランニングを続けるためには、やってはいけないポイントがいくつかあります。ランニング時に気を付けなくてはいけない注意点をまとめてご紹介します。
ランニングのときに着地では、ランナーの体重の3倍もの力が脚にかかります。そのため初心者のランナーは、特に膝を痛めてしまうことが多いです。
この原因の一つは、下半身の筋力が不足していることです。筋力が不足していると。衝撃から関節などを保護することができず、怪我をしてしまうことがあります。
対策としては、下半身を中心として筋力トレーニングをするしかありません。特に太ももの前面にあたる大腿四頭筋を意識してトレーニングするとよいでしょう。この部位を鍛えるためには、スクワットが手軽で効果的といわれています。
通常のスニーカーなどは、ランニングを想定して作られていません。また、アスファルトの路面は車の走行を想定して、硬く作られています。
そのため、きちんとしたランニングシューズを使って、脚への衝撃を弱めることが、怪我防止の観点から必要です。底面のソールが厚いシューズを選ぶのがよいでしょう。
正しいランニングフォームは一つではなく、ランナーによってそれぞれ適した形があります。しかし、あまりにも悪いフォームで走り続けると、膝や足首を痛めたり、けがをしてしまいます。
そのため、ランニングフォームを考える際に幾つかのポイントを押さえましょう。重要な点は、下記のようなことです。
・背中を伸ばして、少し胸を張る
・手首ではなく、肘の先端を意識して腕を振る
・足は進行方向の直線上に着地して蹴り出す。(内側や外側に向いていると膝に余計な負担がかかります)
ここからは、けが防止というよりは、記録更新のためにやってはいけないポイントをご紹介します。
例えば、1ヶ月に500km走るなどのように、走行距離の目標を立てるランナーも多いかと思います。
しかし、そうすると距離を伸ばすために、遅いペースのランニングばかりになってしまいます。
速いペースでの負荷をかけて、心拍数が高い状態を維持することにより、脚力や心肺機能を高めましょう。
ロング走では30kmなどの長距離を走りますが、途中の水分補給時などにランニングを止めてしまうランナーがいます。
長距離をランニングする持久力を付けることが、ロング走の目的です。
休まずに、心拍数と呼吸が高まっている状態を維持してこそ、心肺機能が強くなるので、速度を落としたとしても走り続けましょう。
関連特集:
Rhythm内の「有酸素運動」に関する、記事はこちらから
“関連特集:
Rhythm内の「腹筋」に関する、記事はこちらから”