アウトドアでアクティブにスポーツを楽しむのは、心身の健康に繋がり、欠かせない!という方も多いのではないでしょうか。
私も日常のトレーニングで長時間直射日光のもと練習することが多いですが、やはり女性としては日焼けのダメージが気になります。そこで、今回は私が日々実践している体内外両方からアプローチする日焼け対策をご紹介します。
朝起きると朝食からスタートしますが、レモンに含まれる「ソラレン」という物質は紫外線への感受性を高めてシミの原因になるといわれているので、朝によく飲むスムージーには柑橘系の果物はなるべく入れないようにしています。
そして、出かける前に日焼け止めを二度塗り。基本的にはどの日焼け止めもそれなりの効果がありますが、一般的なものより汗や水に強く、肌への密着度が高いスポーツ専用の日焼け止めも数種類出ています。
さらに上からファンデーションを重ねると、ファンデーションの油分で膜ができるため、汗や水で日焼け止めが落ちることを防いでくれるのでオススメです。
日焼け止め以外にも、走るときは必ずサンバイザーやキャップをかぶること、サングラスをつけて目の周りを守ることなど、おしゃれなアクセサリー感覚でもつけられる小物をぜひ用意しましょう。
ここが一番重要です。
日焼けは、48時間以内にしっかりと体内ケアをすれば、シミやシワをほぼ抑制できるといわれています。まずは帰宅後、すぐに日焼け止めを落とし、保湿した後にたっぷりのビタミンC美容液をハンドプレスでお肌にしみこませます。
そして、ビタミンA、C、Eが含まれている食材をしっかり摂りましょう。日焼け対策はいかにこの3つの栄養素を効率良く体内に吸収させるかが最重要ポイントだと私は考えます。テーマは『抗酸化』。日焼けで生じてしまった活性酸素を除去することが大切です。
特に美白効果が高いのがトマト。前述した3つのビタミンがバランス良くたっぷり含まれているので、プチトマトを冷蔵庫に常備しておき、トマトだけつまむことも少なくありません。また、人参スティックやキウイなども手軽に摂れてオススメ。
もちろんこれらの食材とお肉やお魚のたんぱく質食材を、オメガ3系のオイルと共にたっぷりのサラダにするのもよいでしょう。
日焼け後や練習後の疲労回復、リカバリーによく作るサラダがあります。
基本材料は鶏の胸肉と、トマトとパクチー。これに、日によって卵やツナをトッピングします。トマトもパクチーも抗酸化作用が抜群に高い食材。これに、完全栄養食と呼ばれている卵を添えれば無敵ですね。
こだわりのおいしいお塩やオイルを見つけて、食材そのものの味を楽しみながら召し上がっていただきたいです。
スポーツを楽しみながらも輝く素肌が手に入れば、究極の健康美。それは日々の食事からしか作られないので、日焼け対策を機に食事内容も見直してみてくださいね!
文:北川麻利奈