温活・冷え性対策におすすめなのが、「足湯」と「手湯」。どちらも短時間で手軽にできるため、忙しい毎日を送る女性にぴったりのリラックス方法です。
今回は、自宅でできる方法と、さらに楽しくてちょっと贅沢な気分になれる演出方法をご紹介します。忙しい毎日に「足湯」と「手湯」を取り入れて、身体と心にやさしい温活タイムを過ごしてみませんか?
足や手をじっくり温めると、全身浴や半身浴と同じくらい全身が温まるといわれています。
“第二の心臓”と呼ばれる足を温めることは、血液循環のためにとても大切なポイント。足を温めることで、リンパの流れをよくし、疲労回復やむくみ解消、肝機能を正常化するといった効果も期待できます。
また“第二の脳”と呼ばれる手には、たくさんのツボが存在。手を温めることは、肩や首のコリ、頭痛などを和らげるのに有効とされています。
なかでも手の爪の辺りは神経が集まっている部分です。「手湯」に「爪もみ」をプラスすることで自律神経を整え、身体をリラックスさせることにつながります。
「足湯」と「手湯」を自宅で行うとき、用意するのは足や手をつけるための容器だけ。
100円ショップで手軽に購入できるものから、足湯用の深さのある足湯バケツまで、デザインや形もさまざまなので、好みのものを選ぶとよいでしょう。
最近では高機能の足湯アイテムも多く、遠赤外線タイプのものや、保温機能付きのもの、キャスター付きで持ち運びしやすいタイプのものなど、幅広く市販されています。
お湯の温度は、少し熱めの42度程度がおすすめ。足や手を入れるとお湯はどんどん冷めていくため、お湯の温度が下がるのを防ぐために、45度くらいの差し湯を用意しておきましょう。
お湯を用意したら、足や手を15分ほどじっくりつけるだけです。お湯の温度が下がってきたら、ときどき差し湯をしましょう。
ちなみに足湯をするときは、水分の補給も同時におこなうと、さらに効果的です。この時もただ冷たい水を飲むのではなく、白湯を用意して飲むとよいでしょう。
白湯には消化力の向上と解毒の作用があります。疲れた内臓を白湯の温かさで満たすように、少しずつ飲んでください。
もう一つのポイントは、足湯を終えるときに、足をしっかり拭いて、湯冷めしないように靴下を履くこと。冷えとりソックスを履くことで足が温かく保たれて、足湯の気持ち良さが長持ちします。
冬場は重ね履きもオススメです。
身体を温める効果はもちろん、リラックス効果を高める楽しい方法をご紹介します。
ビール風呂や日本酒風呂の要領で、お好みのものをお湯に足してみましょう。アルコールを入れることで、血行が促されて身体が温まるほか、肌をツルツルにしてくれるそうです。
普通の入浴で試そうとするとちょっと勇気がいるかもしれませんが、「足湯」と「手湯」なら気軽に試すことができそう。ただしアルコールなので、肌が敏感な人は気をつけてくださいね。
足湯と手湯は、リビングなど場所を選ばず気軽にできるのが利点です。
部屋の明かりを消してキャンドルを灯したり、アロマランプなどでアロマを焚いて瞑想したり、自由な発想で自分だけの非日常を演出してみましょう。
いつもよりリラックスできて、ゆっくりと眠りにつくことができるかもしれません。
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