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血が精神状態にも影響を与える?経絡整体師が解説する東洋医学からみた“血” Vol.4

血が精神状態にも影響を与える?経絡整体師が解説する東洋医学からみた“血” Vol.4

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血が精神状態にも影響を与える?経絡整体師が解説する東洋医学からみた“血” Vol.4

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顔と口の血行改善で全身元気!

みなさんこんにちは!経絡整体師の朝井麗華です。あっという間に年末。時が経つのは本当に早いですね。

シリーズでお届けしております中医学でいう「血(けつ)」。前回はそれが乱れた状態が続くほどに発生し、あらゆる病気の原因になる「瘀血(おけつ)」についてお伝えしましたが、実際自分がどれほどなのか分からない、はたまた自覚がなく「自分は大丈夫」と、たかをくくっている方も多いと思います。そこで今回は、パっと見で瘀血の溜め込み度合いを判断できるポイント、そしてそこから作る健康法をお教えします。

その部分は・・・「口」!実は口は全身につながる経絡が集合する窓口でもあるのです。

瘀血量を顔で判断!?

様々な不調や病を引き起こす原因である瘀血。喫煙者はもちろん、ストレスや運動不足など血行不良を起こしやすい生活習慣を長く続けている方、冷え性の方は少なからず溜め込んでいます。では皆さん、鏡を見てください。

□顔色や唇の血色が悪い

□歯茎が暗赤色・紫がかっている

□目の下にクマがある

これに該当する人は、残念ながら瘀血が慢性的に発生している可能性大。他人と話している時、相手の歯茎が黒ずんでいてぎょっとした事はありませんか?クマが酷いと相手に疲れた印象を与えるだけでなく、老け顔まっしぐら。顔は他人への印象を左右する大事な部分。健康的なイメージを出すには血色が必要です。

顔の「気」をみなぎらせる発声体操

顔もたくさんの筋肉で成り立っており、筋肉は使ってあげることで血が通います。その時無言で動かすより、発声を伴うと気が上昇し、より一層血の循環も促せます。

思いっきり口を開けて「あ!あ!あ!い!い!い!う!う!う!え!え!え!お!!お!お!」と各一文字ずつにアクセントをつけながら声に出して言いましょう。このようにして顔の筋肉を大きく使いながら行うことで、顔面部の血行促進になり、美肌作りやほうれい線の予防にもなります。ア行からワ行まで行って。

歯茎を健康的なピンク色に

瘀血がたまった歯茎は血行不良の証拠。しかしこれ、歯茎だけの血流が悪いのではなく、全身がそうであることを示しています。というのは、足裏に全身の反射区が存在するように(リフレクソロジーはその特性を生かしたものですね)、歯茎には全身につながる経絡(中医学でいう体中を巡る14本あるとされる気血のエネルギーライン)が存在しているのです。

では、歯茎全体の色が悪く、歯周病や歯槽膿漏でボロボロ…ということは??全身がそれと同じ状態であると言っても過言ではない。

そんな事態にならないよう、これからご紹介する口元へのアプローチを日常に取り入れ、生活習慣を見直すと共に定期的に歯科医院でのデンタルケアも併用して健康な口腔内を保ちましょう。

①細かい毛の歯ブラシで歯と歯茎の隙間刺激

柔らかく細かい毛の歯ブラシを歯と歯茎の境目に垂直に当て、左右に小刻みに揺らします。決して力を加えず、ブラシは手から落ちない程度に軽く握っておくだけの圧で、優しく行うことが歯茎の血行を促進するポイント。毎晩の歯磨き時の習慣に。

②舌先で歯茎刺激

「舌」もマッサージ道具にしちゃいましょう!舌先で歯茎全体を刺激するので、いつでもどこでもできるお手軽な方法です。

内側の奥歯の歯茎(歯の根元)~逆の奥歯の歯茎まで、舌先に軽く力を込めながらゆっくりじっくりなぞります。上下、そして表側も同様に、3~5周ずつ行って。念入りに行うと意外と疲れるので口周りの筋肉が使われていることを感じるはず。歯茎の血行を促せるとともに筋肉運動で口元の引き締め、そしてほうれい線予防にも大いに役立ちます。

これプラス、以前の記事「歯茎&くちびるマッサージで魅惑の口元を!」で紹介した方法もぜひ併せて行ってください。健康な口元で全身を健康に導きましょう!

病気になりたくなければ「血」を汚す習慣を排除して

今回は簡単な方法を紹介しましたが、本来はこの程度のケアだけで満足してもらいたくありません。前回の記事でお伝えした「瘀血」を作る悪習慣、周りを見渡すと該当する人だらけです。

この現代社会、ストレス社会、抑圧社会。そうは言っても人それぞれ置かれている環境が違うし、それらを排除して健康のため、昔ながらの養生中心の暮らし方をするのは難しいと言う人は多いでしょう。溜め込むストレス、ファッション性重視の薄着、タバコや飲酒、外食習慣・・・。私は長年整体師をしてきて、顧客をはじめとする世間の皆さまに対し、ある程度は仕方ないと目をつぶってきました。しかしある医療関係の方の話がきっかけでこれを反省。

それは、喫煙を辞められなかったことが原因のひとつで患者を亡くした医師が涙ながらに言った言葉。「患者に好かれても意味がない。嫌われてもいいから、力尽くでも喫煙を辞めさせるべきだった」。これに私も強く共感したのです。目の前の方の悪習慣を強くは批判せず、やんわり注意したところで改めさせなければ少しもその方のためにはなりません。

「血」シリーズ、各回の最後に紹介して参りました昔ながらの養生法。これに則って生きれば、こうして「瘀血」だ、「病」だなどと何かにつけて心配する必要もなし。この記事を読んでくださったことをきっかけに、永らく健康で快適で過ごすための古代の知恵が、一人でも多くの方の心に届くことを祈っています。

文:リズムアンバサダー 朝井麗華

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