みなさんこんにちは!経絡整体師の朝井麗華です。
連載中の「経絡整体師流 肌もボディもキレイになれる入浴術Ver.1.2」お試し頂けていますか?早いものですっかり夏ですね!猛暑からくる疲労感の蓄積も予防できちゃう入浴術の続きを今回もご紹介していきます!
お風呂は絶好の自分磨きタイム。上手に過ごして一緒に美ボディを目指しましょう♪
再び湯船に浸かって、前回に続く二の腕対策!
つまんでほぐれた二の腕の贅肉。Ver.1の美脚マッサージ〝太もも雑巾絞り〟の4の⑦同様、二の腕も絞りましょう!
右の二の腕を左手でしっかり圧を込めて握りしめ、身体の外側へ回して。(贅肉がぐにゅっと動くように!)続いて逆回転の内側へ。
これをわきの下~肘の間をまんべんなく行います。贅肉が気になる箇所は回数を多めに!片腕1~3分ずつ、両腕同様に。
ここまで頑張ってくれた方の二の腕は、もうかなりほぐれて〝動く贅肉〟になっているはず。さぁ、いよいよにっくき振袖肉をお宝に変身させましょう!
右腕を肩の高さに上げ肘を真上90度に曲げます。左手でしっかり肘を包み、手の平を二の腕にピタっと密着させながら肘からわきの下へとスライドさせ、最後にデコルテ部分(鎖骨下)まで移動させます。二の腕の贅肉を肘から胸まで根こそぎ動かすように意識して!片側10~30回、両側同様に。
無駄な贅肉は望まない部分にあると悪者ですが、付いて欲しい場所にあればそれはお宝!特に胸元は女性であればふっくらさせておきたい部位。〝振袖肉をおっぱいに!〟を念じながら毎日根気よく続ければふわふわデコルテはあなたのもの♪
浴槽から出て「ちょっと冷たい」と感じる20度くらいの水のシャワーを頭から全身に浴びます。(身体がびっくりしないよう、足先から徐々に行い、最終的に頭部から全身に水を浴びて。※心臓が弱い方は行わないでください)[1~2分間]
11で振袖肉を動かしましたね。しかし送り先の胸元の筋肉(大胸筋)が凝り固まっていてはせっかくのお宝肉はその場に留まれません。ふわふわデコルテをキープさせるためにはその部分のコリを取り除き、環境の良い大胸筋でいることが大事。
では、そのメカニズムを簡単に説明しますね。
筋肉を〝畑〟に例えます。干からびて土が固くなった畑にふくよかな農作物は育ちません。栄養や水分が行き渡っていない状態ならそれは当たり前。そんな畑は耕して、たっぷりの栄養と水を与えれば元気な農作物が育つようになります。バストも一緒。バストの土台にある大胸筋がカチカチでは栄養を運ぶ液体である血液が循環不足です。筋肉もしっかり耕して、ふかふかな状態を取り戻しましょう!
※事前に鏡の前で自身のバスト状態をセルフチェック!(参照記事:あなたのバストをセルフチェック!~健康な人は美しい人 vol.3~)
1.両手の親指を立てて(「GOOD」のポーズ)垂直にバストに当て、3秒間カウントしながらゆっくり深くデコルテの好きな場所に差し込みます。
2.刺した親指をゆっくり抜く。
3.同様に、鎖骨下、わきの下、バスト上部・サイド・下部、と広範囲に行います。合計30~50プッシュ。(バストトップは避けて)
《point》
・親指は固い畑を耕す〝桑(くわ)〟の役割です。ピンと指先までまっすぐ立てて鍼を刺すように皮膚に対して垂直に当てて。
・筋肉は皮膚、脂肪の下にあります。凝り固まっているのは筋肉です。表面止まりの浅い圧ではなく、しっかり筋肉まで届かせましょう。
・刺した親指はパッと離さないこと。ゆっくり離すことで、血液がじわ~、どば~っと流れることを意識(イメージ)して。
・こっている箇所は痛みを感じることも。その場合は圧をソフトにし〝痛気持ちイイ〟力加減でその分回数を多めに行ってください。ほぐれる程に痛みは軽減するのでそこを目指して!
(12同様に)
今回はここまで!
合間に挟む冷たい水浴びは冬に行うのは至難の技ですが、夏からは難なく始められるはず!この期間中にこの温冷入浴法をマスターしておけば年中行えるようになります。また、夏はエアコン冷えによる冷え性悪化が心配な季節。これでしっかり温活を♪
文:リズムアンバサダー 朝井麗華