こんにちは!「おっぱい番長」こと、経絡整体師の朝井麗華です。
今回ご紹介するメソッドは「筋膜はずし」になります。具体的な手順に入る前に、まずは筋膜とは何かについてお話ししましょう。
筋膜とは、筋肉だけでなく、骨や内臓も包む、薄い膜のことです。コラーゲンなどからできているのですが、動きの少ない部分は癒着しやすく、これが蓄積するとコリになります。また、この膜が癒着すると、包まれている筋肉も押しつぶされ硬くなってしまいます。
なので、多くのマッサージでは、血流をよくすることで筋肉の柔らかさを取り戻しますが、筋膜をゆるめないと筋肉はまたすぐ硬くなってしまいます。
筋膜をゆるめることでコリを筋肉の硬さに根本からアプローチするのが、朝井麗華式「筋膜はずし」です。
使うのは親指と人差し指・中指・薬指のみ。大事なのは力だけではなくコツなので、慣れれば女性の細い指でも癒着した筋膜をゆるめられるようになります。
肩こりをケアする場合は、腰に手を当て、逆側の手で気になる部分をつまみます。こった部分に親指をぐっと差し込んでください。
コリ部分をしっかりつまみ、ぎゅっと力を入れて挟んだ状態で30秒~1分キープしてください。癒着がひどい場合は、最初はかなり痛いですが無理はしないこと!つかみ続けていると、次第にゆるんで痛くなくなってきます。余裕があれば垂直方向へ引っ張ると、つかんでいた手から筋膜がはずれてポリっと音がすることも。
以上、肩を例にした「筋膜はずし」のセルフケアになります。筋膜は全身にあるので、気になるところをこの要領でケアしてみてください。ポイントは指でしっかりつまむこと。大きな筋肉をぐっとつまんで、深いところからコリをほぐすイメージで行うと効果的です。
文:リズムアンバサダー 朝井麗華
写真提供:気・Reika
参考資料:『おっぱい番長の「乳トレ」』 朝井麗華著 講談社刊
関連記事:
疲れ知らずの体に!疲労回復に効く食事10選
関連特集:
Rhythm内の「疲労回復」に関する、記事はこちらから
関連記事:
意外と知らない?体幹トレーニングの効果・メリット
関連特集:
Rhythm内の「体幹」に関する、記事はこちらから