ランニング&トライアスロンコーチの青山剛です。
今年度の新連載は「美BODYストレッチ」として、特に大人の女性のスタイルアップに向けた「パーツ別」ストレッチを全12回(12か所)に分け、パーツごとに私が厳選した3種類のストレッチを毎月紹介しています。ストレッチの効用などはこれまでの連載記事を参考にしてください。
さて、5回目は「腰」です。
現代生活を送る上で、腰は特に硬くなりやすく、殆どの方は日々その張りを感じていると思います。その原因としてデスクワークやスマホ、料理、育児、運転など現代生活の殆どが背中を丸めて「体の前で」の作業となり、必然的に首や肩が前に出ている時間が長く、腰に相当負担をかけてしまっています。
また、腰を伸ばすポイントは、その前(お腹)、上(肩甲骨周り)、下(お尻)を先にストレッチしておくと、より伸びやすくなりますので、腰の硬さ、張りを強く感じている方は、ストレッチの順番も一工夫してみてください。
・足の裏側を合わせて、少し体の前に出します。そのまま体を前に倒し、肘を床に近づけます。20秒行いましょう。床に肘が付かない方は、腰が硬いといえます。
・左膝を横に倒し、右手で膝を床に近づけます。同時に左手は斜め上に伸ばし、手のひらを下に向けます。視線を左手に向け腰を捻り伸ばします。左右20秒ずつ行いましょう。(写真は左側の腰を伸ばしています)
・両手をTの字に広げ、手のひらを下に向けます。そして左足を右足に組んで、右側に膝を倒します。その姿勢から腰を捻り少し反動をつけて「パタパタ」と揺らして、腰を捻り伸ばします。左右20回ずつ行いましょう。(写真は左側の腰を伸ばしています)
次回vol.6は「背中」です。背中が硬いと体幹を上手く使って体を動かすことが出来づらくなりますので、しっかり取り組んでいきましょう!
モデル:プロランナー永尾薫(sunfield)
*参考書籍
「カラダが硬い人でもできる!ストレッチ講座(洋泉社):青山剛著」
文・写真提供:リズムアンバサダー 青山剛
『いくつになっても、心地良く生きていなければ意味がない』 日本語ラップ界のレジェンド、「RHYMESTER」宇多丸さんインタビュー Vol.3(前編)