青山剛「走り始めたら考えず、感じて走る!?」 〜走れるカラダ作りvol.6〜 | Rhythm (リズム)

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青山剛「走り始めたら考えず、感じて走る!?」 〜走れるカラダ作りvol.6〜

青山剛「走り始めたら考えず、感じて走る!?」 〜走れるカラダ作りvol.6〜

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青山剛「走り始めたら考えず、感じて走る!?」 〜走れるカラダ作りvol.6〜

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ランニングコーチの青山剛です。

これまでのコラムでは「走れるカラダ作り編」として、正しく走る=体幹主導で走る方法と手順を紹介してきました。私が提唱している「3Sメソッド」の順番で常に走り出すことです。

少しおさらいすると、
Stretch(ストレッチ)=伸ばす!
 ↓
Switch(スイッチ)=(体幹にスイッチを)入れる!
 ↓
Strength(ストレングス)=走る!

でしたね。

今回は3Sの最後、ストレングス=走る、についてです。これまで走る前のストレッチ、スイッチについて紹介してきました。

具体的にどのように走ればよい?

ストレッチで体幹が使いやすいように、身体を伸ばし、スイッチという体幹エクササイズを行い、ランニングで使いたい筋肉や神経に刺激を入れてから、走り出しましょう、ということでした。では、ストレングス=走り出したら、何をすれば、何を考えればいいのか?というのが今回のテーマです。

スバリいうと「走り出したら考えるな!感じろ!」が私の教え方です。

これまでのストレッチやスイッチでは、伸ばしたり動かしている筋肉や関節がどこかを意識し、考えるように指導していますが、いざ走り出したら、考えることは極力避け「感じて」走るように指導しています。

では、まずなぜ考えて走るのは△なのでしょうか?

それはランニングという運動で一番大切な「リズム」が崩れるからです。

走り始めて「肩甲骨、腹筋、お尻・・・」なんて考えていたら、走るリズムが崩れるばかりか「身体の連動(肩甲骨と骨盤など)」のタイミングもずれやすくなります。

これは皆さんが日ごろ、仕事での「プレゼン」などで、人前で話すことと似ています。

プレゼンをする当日までは、しっかり伝えたいこと、伝えるべきことを考えて準備をすると思いますが、いざプレゼンが始まってから色々と考えて話してしまうと、聞き手の様子や会場の雰囲気(いわゆる空気)が読めず、うまくいかないことが多いのと似ているからです。

話し始めたら、その場の空気を感じて、話し方を臨機応変に変えていけることで上手なプレゼンになると思います。

今のランニングブームを見ていると、プレゼンの準備もそこそこ(=ストレッチやスイッチなどせず)で、プレゼンが始まって(=走り始めてから)から「あーでもない、こーでもない」と余計なことをしている状況とそっくりです。

ズバリ言えば、走る準備不足なのに「ずるく」走るだけで上達しようとしている感じです。

では、走り始めたら何を「感じ」れば、ランニングの上達に繋がるのでしょうか?

それは主に3つのポイントになります。

チェックしたい3つのポイント

➀腕が下で後ろに引けているか?
 ↓
②体幹がやや前傾しているか?
 ↓
③足が真下に置けているか?

image1
➀腕が下で後ろに引けているか?
②体幹がやや前傾しているか?

image2
③足が真下に置けているか?

大事なことは、➀~③の語尾が「いるか?」となっている点です。
「しなさい!」ではなく「いるか?」なのは、ストレッチ、体幹スイッチをしっかり走る前に行っておけば、その確認だけになるので「いるか?」の確認になります。

「しなさい!」だと、力みを生み、リズムも狂いパフォーマンスが落ちてしまいます。

➀から③に、ストレッチや体幹スイッチで散々意識させた「肩甲骨、腹筋、お尻」などのワードがない理由が、これでお分かり頂けると思います。

ストレッチ、体幹スイッチを走る前にしっかり行えば、段々と肩甲骨が使え(=腕が下で後ろに引かれ)、腹筋などが使え(=体幹がやや前傾し)、お尻が使える(=足が真下に置ける)、ようになるわけです。

フォームは「直す」ではなく、「直る」の感覚ですね。

走っている最中に、考えてフォームを矯正や改善できる(直す)のは、相当なレベルの選手だけだと思ってください。走る以前、走るまでの手順がとても大事で、それが「直る」なのです。

注釈として、③の「真下」というのは、実際はやや身体の真下より前に足は付くのですが、確認としては「真下」ぐらいにしないと、前に付き過ぎる場合が多いので、そう確認してもらっています。

また➀から③を↓でつないで表記しているように、全てがリンクしていますので、➀ができなければ、②も③もそうなりません。従ってまずは➀だけでも確認して走るようにしましょう。

走り慣れてきたら「タイムやペース」を嫌でも考えなければならないことが出てきますから、身体やフォームのことは感じて走る程度にしましょう。

仕事も生活もランニングも、考える時と感じる時を分けて「リズム」よくいきましょう!

文・写真提供:リズムアンバサダー 青山剛

関連記事:
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