あなたにちょうどいい、リズム|Rhythm

青山剛「走り続けるために“トライアスロンも”やりませんか⁉︎ 」~トライアスロン的夏トレのススメvol.5

青山剛「走り続けるために“トライアスロンも”やりませんか⁉︎ 」~トライアスロン的夏トレのススメvol.5

  • Exercise

青山剛「走り続けるために“トライアスロンも”やりませんか⁉︎ 」~トライアスロン的夏トレのススメvol.5

更新日:

| サイクリング | トレーニング | ランニング |

ランニング&トライアスロンコーチの青山剛です。

先日開催されたリオ五輪では、日本選手の活躍が素晴らしかったですね。私が現役時代に競技として行っていたトライアスロンも、大変盛り上がりました。

夏の間、このコラムでは、ランナーの皆さんのための「トライアスロン的夏トレ」の方法をいくつかご紹介してきましたが、実際にトライアスロン大会へ出場したくなってきた方も多いのではないでしょうか?

トライアスロンにはさまざまな距離の大会がある

「トライアスロン」と一口に言っても、ランニング同様に、さまざまな距離の大会があります。まずはその紹介からです。

トライアスロン・距離別大会(距離はスイム、バイク、ランの順です)

■ショート・ディスタンス:750m以下、20km以下、5km以下

■スプリント・ディスタンス:750m、20km、5km

■スタンダード・ディスタンス:1.5km、40km、10km

■ミドル・ディスタンス:2~3km、60〜90km、20km前後

■ロング・ディスタンス:3km以上、100km以上、30km以上

■アイアンマン・ディスタンス:3.8km、180km、42.195km

距離が短い「ショート」や「スプリント」は、速い方ですと1時間前後で走り切ることができます。国内で一番人気があるオリンピックと同じ距離の「スタンダード」は、2〜3時間前後になります。

一番長いとされている「アイアンマン」だと、世界のトップでも8時間、遅い方ですと13時間以上かかることもあります。

「トライアスロン」と「ランニング」の負荷の違い

私の競技経験上、もし全力で頑張った場合、「身体にかかる負荷」をランニングと比較すると、大体、以下のようになります。

■ショート〜スプリント・ディスタンス:10〜15km前後のランニングに相当

■スタンダード・ディスタンス:ハーフマラソン〜25km前後のランニングに相当

■ミドル・ディスタンス:フルマラソン前後のランニングに相当

■ロング〜アイアンマン・ディスタンス:ウルトラマラソン(70〜100km)のランニングに相当

「負荷」的には上記のようになりますが、「負担」的には、圧倒的に「ランニングだけ」を行うほうが高くなります。この負担とは、故障を引き起こすリスクでもあります。

私の指導経験上でも、ランニングだけを行っている方より、ランニングにプラスしてトライアスロン、もしくは「トライアスロン的トレーニング」も行っている方のほうが、故障の確率がぐっと低いようです。それは、同じ有酸素運動を行い続けるにしても、「局所的負担」がトライアスロンでは分散されるからです。

aoyama17_image1

トライアスロンならではの面白さ

ランニングに比べ、トライアスロンには大会ごとに環境が大きく変わる「面白さ」があります。

スイムは海なのか、波があるのか、流れがあるのか。バイクとランは、坂があるのか、風があるのか、周回コースなのか。トランジット(種目間の着替え)までの距離が長いのか、など。

従って、タイムが大会ごとにかなり変動するため、ランニングほど「タイムだけ」を気にすることが少なくなります。

ランナーは、初マラソンを完走した感動を忘れ、2回目以降はせっかく頑張って完走しても、自己ベストや目標タイムを達成できなかったことで落ち込む方が多いようです。従って、タイムが出やすい「平坦コース大会」ばかりに人気が集中しているようです。これでは皆さんのような趣味のランニングとしては、とても窮屈だと思います。

しかし、トライアスロンは、上記のように大会ごとの環境が変わり過ぎるため、タイムがそれほど参考になりません。逆に、平坦過ぎると「つまらない」とさえ感じてしまう場合もあります。

簡単にいえば、毎回、初マラソンの感動に近いものが得られる気がします。毎回同じ距離の大会でも、違った山を登るような登山の達成感に近いかもしれません。

このコラムのテーマである「健康的にずっと続けられる正しいランニング」のためにも、トライアスロンにもチャレンジしてみませんか?

これまでの運動への世界観も大きく変わるはずです。そして、正しく取り組めば「クロストレーニング効果」から、ランニングのレベルアップも期待できます。

しかし、誰でもトライアスロンにチャレンジできるわけではありません。そこには「体力レベル的条件」があります。次回は、「トライアスロンにチャレンジする条件(基準)」をご紹介します!

*参考書籍
「レースで勝つための最強トライアスロン・トレーニング(日東書院)監修:青山剛」
*誰でも体幹で走れるようになる「青山剛の走らないランニングセミナー」は毎月開催中です!詳しくは「チームアオヤマ」で検索!

文・写真提供:リズムアンバサダー 青山剛

この記事をシェア

  • Twitter
  • Facebook
  • Line
  • Hatena
  • Pocket

関連キーワード

| サイクリング | トレーニング | ランニング |

関連記事

初心者OK!今話題の草バスケ大会に出てみよう

  • Exercise

初心者OK!今話題の草バスケ大会に出てみよう

長時間走らなくてもOK!10分ランでも少しずつ効果が

  • Exercise

長時間走らなくてもOK!10分ランでも少しずつ効果が

“第二の心臓”とよばれる”足”を筋トレ。寝ながらエクササイズで基礎代謝アップ!

  • Exercise

"第二の心臓"とよばれる"足"を筋トレ。寝ながらエクササイズで ...

夏休みにオススメ!乗馬でフィットネス!〜モンゴルで自然に還る

  • Column
  • Exercise
  • Relaxation

夏休みにオススメ!乗馬でフィットネス!〜モンゴルで自然に還る

スノーボードで骨髄バンクを知るイベント「SNOW BANK2015」

  • Exercise

スノーボードで骨髄バンクを知るイベント「SNOW BANK2015」

新着記事

メリハリボディーを手に入れて桃尻に!お手軽エクササイズ

  • Beauty
  • Exercise

メリハリボディーを手に入れて桃尻に!お手軽エクササイズ

腰痛の原因は椅子かも?腰痛持ちにおすすめの椅子5選

  • Relaxation

腰痛の原因は椅子かも?腰痛持ちにおすすめの椅子5選

エリカ・アンギャルのあたため美人になる10の食習慣 第7回「グリーンスムージーがカラダを冷やす?和食の力を見直そう」

  • Beauty
  • Food

エリカ・アンギャルのあたため美人になる10の食習慣 第7回「グリーンスムージーがカラダを冷やす?和食の力を見直そう」

男性よりも20分以上長く?女性の睡眠時間が多く必要なワケ

  • Relaxation

男性よりも20分以上長く?女性の睡眠時間が多く必要なワケ

下半身太り解消に!股関節ストレッチのメリット

  • Relaxation

下半身太り解消に!股関節ストレッチのメリット

おすすめの記事

基礎代謝アップに内臓を動かそう!おすすめ肝臓ストレッチ

  • Beauty
  • Special

基礎代謝アップに内臓を動かそう!おすすめ肝臓ストレッチ

意外と知らない?体幹トレーニングの効果・メリット

  • Exercise

意外と知らない?体幹トレーニングの効果・メリット

お風呂で出来る!基礎代謝アップに役立つ”筋トレ運動”

  • Exercise

お風呂で出来る!基礎代謝アップに役立つ”筋トレ運動”

温活飲み物!体温を上げる飲み物10選、下げる飲み物5選

  • Food
  • Special

温活飲み物!体温を上げる飲み物10選、下げる飲み物5選

  • Beauty
  • Column

モデル道端カレン「体のリズムを整えるには」

PAGE TOP

PAGE TOP

閉じる