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こんにちは。リズム編集部です。2018年6月21日 渋谷にある東京カルチャーカルチャーで、リズムアンバサダーの青山剛さんによる新しい企画が開催されたので、そのイベント報告をしたいと思います。
今回のイベントは【青山剛コーチの「スマッチョ×スイッチ!ナイト」Vol.1~supported by Rhythm~】というタイトルなのですが、スマッチョとはいったいなんなのでしょうか?
スマートは和製英語だと「細い」というような意味で使われることも多いですが、本来の意味は「賢い」「俊敏」など。
だから「スマート+マッチョ=スマッチョ」ということはすぐにわかるのですが、これは具体的にどういうことなのでしょうか。
それは青山さんいわく、「使えて動ける身体が結果としてカッコいい」ということだそうです。用途にあった身体を追求していくと、動き的にも考え方的にもスマートになっていき、その結果、走っても疲れない、泳いでても気持ちいい、そんな使えて動ける身体になるのがスマッチョだということです。もちろんそれが見た目にもカッコいいことは言うまでもありません。
それでは、どうやってそのようなスマッチョになれるのでしょうか。やはり厳しい食事制限に、激しいトレーニングが必要なのでしょうか?リズム読者のみなさんはもうおわかりでしょうが、青山さんの指導方法はそういった根性論のようなものとは全く違いますよね。
ですから、このイベントもビールなどのお酒を飲んで、食事もしながら楽しく学ぶというスタイルで行われました。この日のヘルシーな「スマッチョごはん」は、ヘルスケアアプリ「noom®」の管理栄養士の太田さん監修で、メニューが構成されています。
またお酒を頼むカウンターとは別にドリンクコーナーが設置されており、そこには青山さんが開発アドバイザーを務めたドリンク「SWITCH」が置かれていました。
こちらは青山メソッドで有名な3Sの「ストレッチ・スイッチ・ストレングス」のスイッチから命名されたドリンクなのです。これは青山さんが保存料・着色料0で作ってくれとお願いしてできた、本格志向の、美味しくて安全なスポーツ系ジュースです。
こちらは運動前に飲む「SWITCH ON」と運動後に飲む「SWITCH OFF」の2種類があり、「SWITCH ON」には女性にとっては特に嬉しい脂肪燃焼促進、貧血予防、日焼け対策成分などが入っており、「SWITCH OFF」には回復促進、関節ケア、睡眠改善成分などの栄養素が入っているということです。
青山さんは、いつも意外性のあるお話をしてくれるので、その日も会場がざわつくような瞬間がありました。それは、ランニングは走り方を学んでしっかり準備してからじゃないと、痩せないということです。
ランニングが辛いと思う人のほとんどが、実は脂肪が燃えているのではなく糖質が燃えているだけで、ダイエットに直結していないとのこと。そういう人はまず早歩きをすることがおすすめらしいです。
さて、それでは実際に日常生活で何をすればいいかということで、みなさんお酒を何杯も飲んだあとに、青山さんと一緒にストレッチとスイッチを行うことになりました。美味しいお酒と食事を楽しみながら、心身ともにいい状態になり、健康寿命を延ばすためには、こうした身体づくりが必要なんですね。
ここに来ている人のほとんどは、プロのアスリートを目指してるわけではないので、健康寿命を延ばす柔軟性さえ持てればいいということです。アスリートになるような身体づくりをしては、結局は身体を壊してやめてしまうことになりますよね。ですから、いかに日常の隙間の時間の中にストレッチやスイッチをする習慣を取り入れるかが鍵になるのです。
日本人は部活動の文化が根強いので、一つのことをとにかく続ける執着の部分が強く、「集中と執着を分ける」ができていないと青山さんはいいます。
そのためにシーズンスポーツにその都度打ち込んでみるのがいいということです。同じランニングでも寒い冬にすれば身体が温まっていいですが、真夏にはランニングよりも水泳の方がいいですよね。その方が結果的に続くわけです。
そんなことから、季節的に風が心地よい自転車についてのレクチャーもありました。自転車に乗る姿勢は、実はランニングの姿勢で良いとされている骨盤の前傾姿勢ではダメで、後傾姿勢の方が足の回転が円運動になって効率的で、無駄なところに筋肉がつかずに済むとのことです。
自転車における良い姿勢は猫背に見えるので不思議なのですが、背中を曲げた方が足が浮きやすく、円運動が起こしやすいというわけです。こういう目から鱗な話がたくさん聞けるのは本当に貴重だと思います。
後半は「肉とビールでダイエット!?ナイト supported by Rhythm」にも登壇されたブロガーのむねさださんと、「noom®」ジャパンの管理栄養士の太田さんも加わって、どうしたらスマッチョになれるのかを話し合いました。
むねさださんはヘルスケアアプリ「noom®」を使って、半年で74.1kgから63.8kgにまで減量に成功したのですが、基礎代謝が落ちていたり、貧相になったといわれたのでスマッチョになりたいということです。
管理栄養士の太田さんは「noom®」を通して、むねさださんにアドバイスをおこなっていたということで、その当時のデータと実際の食事などを例に解説をしてくださいました。
実際のデータは「オムロン 体重体組成計 HBF-255T カラダスキャン」と「noom®」が連動して手軽に管理ができます。
「noom®」では、むねさださんが大手回転寿司チェーンに行った時に何を食べたかなど、約11万件の食品データが最新の検索技術で簡単にカロリー計算ができるようになっています。
そして、今後の企画のためにむねさださんが新たな挑戦をするということになり、青山さんと太田さんが半年続けられるお題を3つ出し、むねさださんは以下を通してスマッチョを目指すことになりました。
・隙間の時間にストレッチを徹底する
・エスカレーター・エレベーターは極力使わず階段を使う
・揚げ物は1日の量を決めて守る
果たして半年後にスマッチョになっているのでしょうか。最後に青山さんがむねさださんにアドバイスをしました。
楽しんでやれるようにしないと、付け焼き刃で終わるのでストイックになってはダメだということです。食べたければ食べればいいし、そういう自分の感覚を大事にしながら、食べてしまったら階段を登るようにするなどの工夫をしたほうがいいということでした。我慢とか頑張ってるという気持ちではダイエットは続かない。ストレスなく楽しくやるのがコツ。食べたくないと思うようになる自然な状態を目指すべきで、「正しさ」「楽しさ」「目的」「目標」の四輪を大切にすることが重要だということです。
さて、半年後にはどうなっているのでしょうか。結果に乞うご期待です。
文・写真:リズム編集部
【肉とビールでダイエット!?ナイトvol.6 2018秋~食欲の秋到来!楽々ダイエットクイズ王決定戦~supported by Rhythm】