お酒が好きな方、たくさんいますよね。実は、私もその一人。週に1、2日ほどは口にしていましたし、もともと強いので、飲む時はしっかり飲みました。その私がこの3ヶ月、パッタリお酒をやめました。すると、とても快適な毎日が待っていたのです。
お酒をやめたのは、病気などの理由があったわけではありません。でも、30歳の誕生日を前に、「30代はもっと自分を磨こう!」と考えるようになりました。「酔いつぶれた自分ってステキ?」と自分に問えば、その答えはNOでした。
さて、毎日お酒を飲んでいたわけではない私ですが、それでもお酒をやめた効果をひしひしと感じています。
お酒のイヤなところは、眠りが浅くなり、翌日をスッキリとした気分で迎えられないことです。執筆業をしている私としては、頭の回転が悪くなることは致命的。仕事が進まず、眠気と戦ってばかりな状況は、それだけでとてもストレスでした。
お酒をやめたことで、今はこれらの不快な気持ちとは無縁です。眠りの習慣が乱れることもないので、生活リズムも規則的になり、肌荒れなどのトラブルもなくなりました。
お酒を飲むと身体がむくみます。むくんでいる時間が長いほど、セルライトも生成されやすく、それが原因で慢性的にむくむこともあるようです。
以前は、夕方になると自分の足の太さにびっくりし、すっきりしない身体にイライラすることもありました。でも、お酒をやめてからは、むくみが気になることはありません。
お酒を習慣的に飲んでいた時は、頭がすっきりしない、身体が重い、眠れない、痩せない、肌が乾燥する、生理痛が重いなど、とにかく身体の悩みがたくさんありました。
たった3ヶ月の禁酒ではありますが、これらの不調を感じることはほとんどありません。精神的にも、くよくよしたり、モヤモヤしたりすることが減りました。
「ストレス解消のためにお酒を飲む」という人も多いと思います。もちろん、開放的な気分になり、リラックスもできるメリットもあります。ただ、そのために別の大きなストレスが発生するなら、それって意味がないですよね。
もし、身体に不調があるなら、数ヶ月だけでも、禁酒にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
文:杉浦優子