マイクロカレントは医療用としても使われていますが、自宅で手軽に使える美容器具としても注目を集めています。医療目的で利用する場合は、細胞活性化による効果が期待できるでしょう。今回は、自宅でマイクロカレントを使うときの主な効果や使うときのポイント、注意点について紹介します。
マイクロカレントを自宅で使う場合、ローラー美顔器として利用することが考えられます。小顔になりたい人にも注目されていますが、どんな効果があるのでしょうか。
マイクロカレント機能が搭載されている美顔器は、ローラー状の形が多いです。顔や腕、足などをローラーで刺激することによって、シェイプアップ効果が期待できます。マッサージと同じような効果があるため、むくみ予防や血流アップなども感じられるでしょう。
顔や身体をシェイプアップさせてすっきりしたいなら、マイクロカレント機能つきのローラーが役立ちます。
マイクロカレントは、弱い電気を流して細胞の状態を変化させることが特徴です。この刺激によって、コラーゲンが増えます。肌のコラーゲンは、弾力性を高めて、たるみなどの問題を予防するものです。
年齢を重ねると肌のハリは低下しますが、マイクロカレントのコラーゲン生成によって、たるみの予防効果が期待できるでしょう。
肌に電流を流すことで、細胞に刺激を与えてターンオーバーを整える効果が期待できます。医療用のマイクロカレントは、怪我の治りを早めたり、細胞を活性化させる効果が期待できるなど、細胞に直接働きかけることが特徴です。シワやくすみは、肌のターンオーバーがうまくいっていないときにも発生します。
マイクロカレントで細胞の動きを活性化させ、肌トラブルを予防しましょう。
マイクロカレントは電流の一種ですが、とても弱い電流のため使っている感覚では分かりません。痛みや刺激が直接伝わるわけではないので、とくに肌に何か起こっている感覚は得られないでしょう。
医療用も美容用も同じですが、使っている実感がないため何らかのトラブルで電流が流れていなかったとしても分かりません。また、電気が流れることから、電気や磁気に影響を受けやすい人は使用をやめておきましょう。
ペースメーカーなどの医療器具をつけている人や、ちょっとした変化に影響を受けやすい妊娠中などは使えません。医師が判断して使用する分には問題ありませんが、家庭で使う場合は注意しましょう。
マイクロカレントは、基本的に肌がうるおっている状態で使います。乾燥しているときは肌を傷つけたり、電流による刺激で炎症が起きる可能性があるため避けましょう。効果を高めるためには、入浴時や肌の保湿をしっかりおこなっているときに使用するのがおすすめです。
今回は、自宅でマイクロカレントを使うときの主な効果や使うときのポイント、注意点について紹介しました。医療用、美容用などさまざまな目的で使われているマイクロカレントですが、自宅で使う場合は、使いどきを考えることも大切です。使用上の注意をよく守り、正しい効果が得られるようにしましょう。
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