ダイエットの基本は、毎日同じ時間に体重を測定すること。そこで欠かせないのは体重計ですが、最近では体重に加えて体脂肪率や内臓脂肪レベル、基礎代謝などが測れるものが主流になりつつあります。
体重計は機能も値段もさまざまですが、ダイエット目的の場合は、多機能でなくても問題ありません。
そこで今回は、ダイエットに使うことを目的とした体重計の選び方と、おすすめの体重計4つを紹介します。
ダイエット中、日々の体重測定は欠かせません。体重計が果たす役割は、言うまでもなく体の変化を数値で把握することですが、「自分はダイエットをしている」と意識し続けるためのツールでもあります。
最近は、体重計と一言でいっても価格も機能もさまざまなバリエーションがあります。体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝などが測れる、いわゆる「体組成計」もあります。
ダイエットが目的であれば、まずは基本的には体重が測れれば十分です。それ以上は好みや興味、自分のからだについて知りたいことにあわせて選んでみるとよいでしょう。
ただし、ダイエットの場合は押さえておきたいポイントが2つあります。
1つは、数値が細かいこと。デジタル表示で100g、できれば50g単位に細かく測定できるものがベストです。
ペースに差はあれ、ダイエットでは体重が落ちていくことにモチベーションを感じるもの。小さくても毎日何かしらの変化が目で確認できれば、自分の頑張りが形になっていることが分かって嬉しさを感じます。
もう1つは、自分の気に入ったデザインの体重計を選ぶことです。冷蔵庫や洗濯機、スマホなど家電製品を買ううえで当たり前のポイントではありますが、ダイエット用の体重計を買う上では特に重要です。
理由は、思ったように減量できず、うまくいかないときも毎日向き合い続けるアイテムだからです。ダイエットしている人が「体重計に乗るのが苦痛で…」とつぶやくのを聞いたことはありませんか。
ストレスを少しでも軽減できるように、毎日乗るのが楽しみになるような体重計を選んでみましょう。
体重計を選ぶポイントは押さえられたでしょうか?では、例として体重計を4つ紹介します。
簡単に体重や体脂肪率、骨格筋率を測定するには、医療機器として高い信頼と評価を得ているオムロンの体重体組成計・カラダスキャンがおすすめです。 乗るだけで簡単に測定でき、約4秒でBMIや基礎代謝、内臓脂肪レベルや体年齢まで確認することができます。4人分までデータを登録できるので、家族みんなの健康管理にピッタリ。
とにかく体重を測りたい人や、そもそも体重計を持っていなかった人にはまずこちらがおすすめ。一面ブラックまたはホワイトの二種類がある、クールなデザインの体重計です。赤色LEDのデジタル数字で表示される体重は、電光掲示板のようなシンプルでかっこいい印象を与えます。
体重は100g単位で計測されます。価格も2,000円前後とお手ごろ価格なので、体重計を持っていないけどとにかくまず買いたい、という方におすすめです。
シンプルでスタイリッシュな外見の体重計です。体重のほか、体脂肪、筋肉量、体水分率、骨量を測定できます。
測定データは自動的にWithings Health Mateアプリに送られ、詳細なグラフで体重変化が一目瞭然。またその他100以上のフィットネスアプリとも連携できるので、食事やエクササイズの記録と一緒にデータを管理。ダイエットサポートに役立つスマート体重計です。
一見すると「これで体重が測れるのだろうか?」と思ってしまいそうな、B5用紙よりも小さく、重さ499gと小ぶりな体重計です。
サイズこそ小さいですが、体重は100g単位で測定でき、体重も液晶に大きく表示されるので利用上困ることもありません。
軽量コンパクトで持ち運びに適していますが、おすすめの利用シーンは、もちろん旅行。食べたり飲んだりする機会が多い旅行中でも、体重管理を助けてくれます。また、トランクの重さチェックにも使えるので、海外旅行に持っていくと便利でしょう。
人によって測定頻度はさまざまかと思いますが、この製品は「マイサポ機能」という個々人の測定の継続状況にあわせた表示画面をしてくれる機能が搭載されています。また、前回測定したときとの比較を矢印で見やすく表示してくれる機能や、乗るだけで簡単に測定ができる「乗るピタ機能」など、同じ製品でも一人ひとりに合った使い方ができます。
コンパクトサイズなうえ立てかけ収納もできるので、場所をとるということもありません。
カラーバリエーションもシックなブラウン、ブラックのほか、女性にぴったりなコーラルピンク、ホワイトの4種類があります。
ダイエット用に体重計を選ぶにあたっては、デザイン、見た目も大事という視点は意外に思われる人もいるのではないでしょうか。